猫田ねたこ、2nd ALリリースパーティーのオフィシャルレポートが到着

猫田ねたこが企画したスリーマン公演「てんてんてん」が、9月16日(土)に東京・大塚 Live House Hearts+で開催された。

9月16日(土)@東京・大塚 Live House Hearts+　Photo by Suguruguruguru (okmusic UP's)

猫田ねたこが企画したスリーマン公演「てんてんてん」が、9月16日(土)に東京・大塚 Live House Hearts+で開催された。

猫田ねたこは京都発のバンド・JYOCHOのボーカル/キーボードとしても活躍するシンガーソングライターであり、同公演は猫田が8月にリリースしたセカンドソロアルバム『dropss』の発売を記念して開催されたリリースパーティーで、猫田の敬愛するシンガーソングライターの紺野メイ、高井息吹を迎えたスリーマン公演として開催された。

アコースティックギターを携えトップバッターとしてステージに上がった紺野メイは、昨年リリースされたEP『prr me』に収録されている「よだかの時」「バニラビーンズ」や、まだレコ―ディングされていない生まれたばかりの新曲群、バンド・あみのずでリリースした「水とフォルム」など全6曲を披露。どこかあどけなさを感じさせる、優しく柔らい歌声で観客を魅了した。

続いて登場した高井息吹は、最新EP『PIANO』収録の「グッドバイ、グッドナイト」、「姿の行方」、「Lullaby」など、鍵盤の弾き語りで会場を圧倒。「リリース記念ライブは大事な日なので、そんな日に思い出してもらえて、呼んでもらえて嬉しいです」と猫田にメッセージを送り、リリースパーティーの開催を祝福した。クラシックをルーツにした美しいピアノの旋律と、小柄な身体からは想像もつかないほど力強く無垢な、唯一無二の歌声で6曲を届けた。

二人からのバトンを受け取った猫田ねたこは、最新アルバム『dropss』に収録されている「Hello」、英詩曲の「Geranium」の弾き語りでライブをスタート。紺野メイが「α波が出ている」と形容した、芯がありつつも優しい歌声でファンを魅了。ステージにサポートドラマーの高橋洋祐を迎え入れると、猫田ねたこソロとしては初となるドラマーとのセッションで「腑」、「なんとなく、分かる」、「エンパシー」の3曲を披露。MCでは、嬉しそうに「好きな音楽でこの空間を埋められました」と、紺野メイ、高井息吹との共演の喜びを漏らし、いつも応援してくれるファンや支えてくれた関係者への感謝の気持ちを伝えた。そして、最後にMVが公開されている「から部屋」を弾き語りで歌い上げ、本編が終了。温かいアンコールを受け再度登場した猫田は、1st EP『犬にも猫にもなれない』に収録されている「執着」を披露し、リリースパーティーを締めくくった。

現在音楽サービス上で、３名の楽曲を集めたプレイリスト『てんてんてん selected by 猫田ねたこ』が公開中！　猫田が選曲したプレイリストで、三者三様の音世界を楽しんでほしい。

Photo by Suguruguruguru

【セットリスト】
・紺野メイ
M1. よだかの時
M2. はるか
M3. 海底
M4. バニラビーンズ
M5. こはく
M6. 水とフォルム
・高井息吹
M1. グッドバイ、グッドナイト
M2. 瞼
M3. 姿の行方
M. きこえる
M. プラタナス
M6. Lullaby
・猫田ねたこ
M1. Hello
M2. Geranium
M3. 腑
M4. なんとなく、分かる
M5 エンパシー
M6. から部屋
Enc. 執着