宣言下で感染急増「特効薬ない」官邸キャップ解説

宣言下で感染急増「特効薬ない」官邸キャップ解説

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/07/22
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東京都では21日、新たに1832人の新型コロナ感染が確認されました。一日あたりの感染者数が1800人を超えるのは、1月16日以来です。

テレビ朝日政治部・山本志門官邸キャップに聞きます。

(Q.政府は今後、どうやって感染を抑えていこうとしているのでしょうか?)

緊急事態宣言という、いわば最後のカードをすでに切っていて、感染者数の伸びを抑える特効薬はないのが現状です。背景には、感染力の強いデルタ株の広がりと、宣言のメッセージ性がすでに国民に響かなくなってきていることが、感染の広がりを招く大きな要因となっています。

こうしたなか、政府は主に2つの点での対応に力を入れていく考えです。

まずは人の流れ。特に夜の人の流れを重点的に抑えていきたい。そのためには、東京都がもっと飲食店への見回りを強化するなど、きちんと対策を取るよう、引き続き働き掛けていくという点です。

もう一つ大きな期待を寄せるのは、ワクチン接種です。菅総理は10月11月の早い段階で、希望するすべての国民が2回の接種が終えられるという見通しを持っています。

ある政府関係者も「8月末から9月にかけて、だいぶ落ち着いてくるのではないか」との期待感を示しています。

(Q.今のワクチン接種のペースでも感染拡大は自然に収まることはないという試算も出ていますが、政府はワクチン頼みで感染状況が改善できると考えているのでしょうか?)

政府は改善できると考えていると思います。

今後、2000人、3000人と感染者が急増していく見通しが示されていますが、ある政府高官は「いたずらに数字を見ても仕方がない」、死亡者や重症者数などの「中身を見ないといけない」と話しています。

高齢者のワクチン接種が進んで、重症者数が大きく抑えられてきたことに自信を示しています。

例えば第3波など、これまでの波と比べて「先行きの見え方はだいぶ違う」とも話していて、ワクチン接種が進んでいる効果を相当高く見積もっています。

一方で、これから夏休み、お盆と、人の流れの増加が予想される時期に入るなかで、感染者数の増加スピードに対して、ワクチン接種が追い越していけるのかが、大きな分かれ目になってくると思います。

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