JR貨物、名古屋港線を2024年4月に廃止へ 過去にはナゴヤ球場へのアクセスにも活用

JR貨物、名古屋港線を2024年4月に廃止へ 過去にはナゴヤ球場へのアクセスにも活用

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  • 更新日:2023/09/19
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名古屋港線の位置関係図

JR貨物は19日、国土交通省に対し、東海道線山王信号場~名古屋港駅間(通称「名古屋港線」)の第1種鉄道事業廃止を届け出た。

名古屋港線は、名古屋駅付近の信号場で東海道線の本線と分岐する、約6.2キロの貨物支線。1911年に開業し、1987年の国鉄分割民営化以降は、JR貨物が運営する路線となっていた。主に貨物列車が走る路線だが、かつてはナゴヤ球場へのアクセス用などに、一時的に旅客列車が運転された事例もある。

同線は2023年現在、主にレールを運搬する貨物列車が運転されており、直近の2022年度には3000トンの輸送を記録している。しかしながら同社は、名古屋港駅での貨物取扱がなくなる見通しとなったため、同線の廃止方針を決定。今回の届け出に至った。

名古屋港線の廃止は、2024年4月1日を予定する。

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