「Firefox 78」正式版リリース、「OS X」をサポートするのはこのバージョンが最後

「Firefox 78」正式版リリース、「OS X」をサポートするのはこのバージョンが最後

  • GIGAZINE
  • 更新日:2020/07/01
No image

ウェブブラウザ「Firefox 78」の正式版が公開されました。次のバージョンではmacOS 10.9、10.10、10.11がサポートされないとのこと。macOSは2016年に発表された「macOS 10.12 Sierra」からOS名がmacOSへと変更されており、発表時に名称が「OS X」だったmacOSのサポートはこのバージョンが最後となります。なお、完全にサポートが打ち切られるわけではなく、ESRを通じてセキュリティパッチなどが提供される予定です。

Firefox 78.0, See All New Features, Updates and Fixes

https://www.mozilla.org/en-US/firefox/78.0/releasenotes/

◆プライバシー保護ダッシュボードの機能がアップデート

「Firefoxがどれくらいトラッキングやデータの侵害を防いだか」に加えて、「ダッシュボードから対応した侵害の数」「Firefoxに保存してあるパスワードが漏れていないか」をダッシュボードに表示してくれるようになります。ダッシュボードは右上のハンバーガーメニューにある「プライバシー保護ダッシュボード」をクリックすることで表示可能。

No image

Firefoxの保護機能が活躍した回数がグラフで表示されます。

No image

◆アンインストール時に「設定の初期化」オプションを追加

拡張機能やテーマを変更しているうちにFirefoxがうまく動作しなくなってしまうことがあり、そうした場合に備えてFirefoxには設定をリセットできる「リフレッシュ」機能が存在しています。しかし、中にはこの機能の存在を見落として再インストールを選択する人もいるため、Firefox 78からはアンインストール時にリフレッシュ機能があることを明記するようになりました。

No image

◆WebRTCを利用中にスクリーンセーバーが起動しないように変更

Firefox上でビデオ通話などWebRTCを利用した通信を行っている時はスクリーンセーバーが動作しないようになりました。

◆WebRenderの対応範囲が拡大

Intel製のGPUが搭載されたPCへの対応が始まりました。対応範囲の詳細な情報は公式Wikiにて確認可能です。

◆TLS 1.0およびTLS 1.1が再度無効化へ

2020年3月にリリースされたFirefox 74でTLS 1.2以上でアクセスできないサイトへの接続がエラーになるように変更されていましたが、その後すぐに新型コロナウイルス感染症関連のサイトへのアクセス性を改善するために古いTLSのサポートが復活していました。Firefox 78からは再び古いセキュリティプロトコルであるTLS 1.0およびTLS 1.1へのサポートが削除されています。

◆開発者向けの変更点

・リモートデバイスのデバッグ中にURLを編集可能に

・「JavaScriptを無効にする」オプションの適用範囲がその設定を行ったタブのみに変更

・「ネットワークモニター」タブでヘッダー以外の場所でも列の幅を変更可能に

No image

・リソースがブロックされたときにブロックされた理由が表示されるように

No image

・「アクセシビリティ」タブがベータ版から正式版に

・catchされなかったpromiseエラーのスタックトレースをコンソールへ出力するよう変更

・JavaScriptのIntlクラスへ「ListFormat」APIが追加され、さらに「NumberFormat」APIの機能が強化

・正規表現エンジンがECMAScript 2018に対応

・DOM APIに「replaceChildren」が追加

・Wasmが複数の値をリターン可能

また、Firefox 77には数多くのセキュリティフィックスも含まれています。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加