自由契約の日本ハム・西川遥輝とコーチの「不仲騒動」が話題に 「中田翔に似たお山の大将」の指摘

自由契約の日本ハム・西川遥輝とコーチの「不仲騒動」が話題に 「中田翔に似たお山の大将」の指摘

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  • 更新日:2021/11/25
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日本ハムの西川遥輝

新庄剛志新監督が就任した日本ハムが生まれ変わろうとしている。若返りを図る中で非情な現実も。かつての主力たちは必要不可欠な戦力ではなくなった。球団は今月16日に海外FA権を持つ西川遥輝、国内FA権を持つ大田泰示、秋吉亮と話し合った結果、来季の契約を提示せず保留手続きを行わないと発表。保有権の放棄はメジャーで「ノンテンダー」と呼ばれる。3選手は自由契約となり、今後は他球団と移籍交渉を自由に行うことが可能になる。

【写真】“驚くほど美しい妻”と米メディアで話題になったマー君の奥様はこちら(他8枚)西川は名実ともに日本ハムのスター選手だった。甘いマスクで女性人気が高く、俊足巧打のプレースタイルは華があった。リードオフマンとして打線を牽引してきた貢献度は高い。今季を含む4度の盗塁王を獲得。打つだけでなく選球眼に優れ、18、20年とリーグ最多の四球を選んでいる。プロ11年間で出塁率.380は特筆すべき数字だろう。今季は130試合出場で打率.233、3本塁打、35打点と不本意な成績に終わった。年俸2億4000万円と高額だったため、同じ外野陣で万波中正、五十幡亮汰ら若手が台頭している背景もあり、「ノンテンダー」の対象選手となった。

日本ハムファンのショックは大きいと思われたが、実はそうとも言い切れない。話題になったのは1本の動画だった。ベンチに座る西川が手元の資料の紙を見つめると、肩を触る鶴岡慎也バッテリーコーチ兼捕手の手を何度も払いのけ、険しい表情を浮かべている。どのようなやりとりがあったのかわからないが、SNSで「西川の態度が悪すぎ」、「不仲騒動をファンが見ているところに持ち込むな」など批判の声が上がった。今年は日本ハムが試合前の円陣の様子を動画で配信していたが、今季途中にチームメートへの暴行事件後、巨人にトレード移籍した中田翔と共に「態度が悪すぎる。あれじゃ後輩が委縮する」とやり玉にあげられたのが西川だった。

日本ハムの担当記者を務めたスポーツ紙記者は、西川についてこう話す。

「優等生ではないですね。どちらかというとヤンチャかな。負けん気が強く、中田に似たお山の大将タイプです。昔はうまくいかないと態度に出してしまっていたので、プレーも好不調が激しかった。ただそれも若い時の話です。主力になってからは意識も高くなり、チームを引っ張る自覚が見えるようになった。後輩ともよくコミュニケーションを取っている姿を見ていました。当たりが強いと誤解される部分はあるかもしれないですが…。向上心旺盛で周りに悪影響を及ぼす選手ではない。鶴岡さんとのやりとりも試合中で熱くなっていた時だったんでしょう。普段はあんな態度取りません。良く話している姿を見ていましたし、2人にわだかまりはないと思いますよ」

今季の推定年俸から大幅減俸は避けられないが、リードオフマンとしての能力は申し分ない。評価が分かれるのは外野の守備だろう。肩に不安を抱えて今季は守り慣れた中堅から左翼に回ったが、西川にボールが飛ぶと、三塁コーチャーが肩を回す場面が多く見られた。

昨オフには米国でのプレーを目指してポスティングシステムを申請したが、メジャー契約を提示する球団が1つも現れず挫折を味わった。11年間慣れ親しんだ日本ハムを自由契約になった今オフ。西川が下す決断は――。(安西憲春)

安西憲春

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