マイナンバーカードをめぐるトラブルが全国で相次ぐ中、新潟市でもマイナポイントが他人に付与されるトラブルが2件あったことが分かりました。
新潟市によりますとトラブルがあったのは、西区役所と東区役所でそれぞれ1人ずつです。
西区役所では去年12月に申請した人の2万円分、東区役所では去年9月に申請した人の1万5000円分のポイントが誤って、別の人に付与されたということです。
いずれもポイントが入っていないことに気付いた本人から指摘があり、判明したということです。
原因について新潟市は、手続きの支援のために区役所内に設置された端末で、前の人が手続きを途中でやめたあと、ログアウトしないまま次の人の手続きを行ったためとしています。本人にはすでに謝罪し、本来受け取ることができた金額分を補填したということです。
新潟市は再発防止のため、手続きの支援窓口でトラブルの防止対策が施されたサイトの利用を徹底させるとともに、委託業者と区の職員に対し、国のマニュアルに沿った支援を行うよう改めて注意喚起したということです。