
「しらやま西瓜」大ピンチ 猛暑で生産量が過去最低に JAと出荷組合が市に支援要請
猛暑の影響で大きなダメージを受けた越前市の「しらやま西瓜」の生産者が19日、ブランドすいかの存続を求めて、市に支援を求めた。(9月19日)
しらやま西瓜を栽培する白山野菜出荷組合の恒本邦夫組合長とJA越前たけふの土本俊三組合長が、山田賢一市長に要請書を手渡した。
JAによると、記録的な猛暑でスイカのつる枯れが発生し、今年の生産量は過去最低となる5400個余りと、去年の半数にも満たない状況となっている。
被害額は少なくとも600万円に上っていて、恒本組合長は「何とか絶対に組合を維持していかないと。組合が解散したら何もできない」と話した。
農業関係の資材高騰も経営を圧迫していて、山田市長は地域ブランドの維持に向けて「最大限協力したい」と述べた。