
笑顔でナインを出迎える杉本(右)と山岡(撮影・佐藤厚)
「西武1-4オリックス」(26日、ベルーナドーム)
オリックスは西武に快勝し、今季2度目の4連勝。山岡が311日ぶりの勝利を手にし、左ふくらはぎの軽度筋損傷から復帰した杉本にリーグトップ9号ソロが飛び出した。
両軍無得点の三回。先頭の杉本が松本の直球を捉え、バックスクリーンへ放り込んだ。復帰1打席目での一撃。中嶋監督は「帰ってきた1打席目に出るというのは、チームが非常にホッとした。いい流れを持ってきてくれたなと思います」と評価した。
4番を任せることも多かったが、この日は7番で起用。その意図については「気楽なところでいかないと、またすぐにへこんじゃうんで」と笑った。ただ、やはり打線に厚みは増す。「そら、出ると思います。やっぱり主軸を打ってたわけですから」と打線の相乗効果に期待した。
先発の山岡は6回3安打1失点で今季初勝利。昨季7月以来、311日ぶりの勝利となった。「そこまでつかなかったですけど、内容は悪くないと言えば悪くない」とフォロー。「今のテンポは非常にいいと思いますよ」とたたえた。
首位・ロッテとは1・5ゲーム差に接近。中嶋監督の通算200勝まで、あと「3」となった。