頸椎損傷のJOC山下会長は「リハビリに専念」 代行の三屋副会長「留守しっかり守る」

頸椎損傷のJOC山下会長は「リハビリに専念」 代行の三屋副会長「留守しっかり守る」

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2023/11/21
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山下泰裕氏

日本オリンピック委員会(JOC)の三屋裕子副会長(65)が21日、都内で取材に応じ、頸椎(けいつい)損傷のため入院している山下泰裕会長(66)について情報の進展はないというものの「リハビリに専念されている」と報告。「われわれ(JOC幹部)にできることはしっかりやって留守を守り、会長が帰ってきたときには(円滑に職務を)渡せるようにしたい」と語った。

山下会長は先月29日にプライベートで行動している際に転倒し、頸椎(けいつい)を損傷。手術を受けて無事に終えたものの、家族以外は面会謝絶となっており、JOCも限られた職員のみが対応に当たっている。今月9日、JOCは「ご家族以外の面会謝絶は続いてはいるものの、事故直後から意識もはっきりしており、会話ができていると聞いております」と経過を報告。その上で「復帰の時期は未定となっておりますが、ご本人、ご家族共に快方に向け、今できる最大限のことを行っていらっしゃるとのことです」としていた。

この日は国内競技統括団体(NF)の会長が集まる会合を開き、三屋氏はJOC会長代行として出席。来夏のパリ五輪や、スポーツ団体のガバナンス等について情報共有し「山下会長の思いのこもった会。(団体トップ同士の)情報共有をすごく大事にされていて、開催された経緯もあった」と改めて説明した。

療養中の山下会長について「ご家族からはリハビリに専念、集中したいという意向をうかがっている」といい、「(山下会長の意向として)一日も早く復帰したいと聞いているので、われわれもそれを信じ、今は留守を守る」と述べた。

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