将来M1 Macに一部iOSアプリがインストール不可に?Big Sur最新ベータに手がかり

将来M1 Macに一部iOSアプリがインストール不可に?Big Sur最新ベータに手がかり

  • Engadget
  • 更新日:2021/01/14
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Apple

Appleシリコン「M1」チップを搭載したMac上では、MacApp Storeで表示もダウンロードもできないiOSアプリを動かす手段が存在しています。しかし開発者向けmacOS Big Sur最新ベータから、将来的に公式サポートされていないiOSアプリの動作がブロックされる可能性が判明したと伝えられています。

アップルは13日(米現地時間)開発者向けにiOS 14.4およびmacOS Big Sur11.2のベータ2をリリースしました。米9to5Macが、これら2つに共通の内部コードから、一部のiOSアプリがMacで実行されるのを阻止する新たなシステムが見つかったと報告しているしだいです。もちろん、MacApp Storeで公式に利用できるアプリには影響ないとのことです。

アップルはM1 Mac上でiPhoneやiPad用アプリも動くと謳っている一方で、アプリ開発者にMacApp Store上でアプリを提供するかどうかを選ぶ自由を認めていると噂されています。そこで非公開とされたアプリはApp Storeから入手できませんが、iPhoneやiPadからMacにアプリを「IPA」形式のファイルでバックアップした上でMacにサイドロード(正規のアプリストアを経由せずにインストールする)できる抜け道が見つかっています。実際、NetflixやInstagram、FacebookなどのiOSアプリがM1 Macで動いたとの報告が多数あります。

さて9to5Macが見つけたコードは、OSのDRM(デジタル著作権管理)保護を管理するAPIに関連しているとのこと。「このアプリケーションは、開発者が本プラットフォームで実行する予定がなかったため、インストールできません」とのエラーメッセージも発掘されており、少なくともアップルが検討していることは事実と思われます。

もっとも、少なくともmacOS Big Sur 11.1ベータ2の時点では本コードは有効になっておらず、M1 Mac上でサポートされてないiOSアプリもサイドロードできるとのことです。

アップルがアプリ開発者に公開/非公開の選択を認めているのは、もともとタッチスクリーン向けに設計あるいは比較的小さな画面向けに設計されたアプリが、マウスやキーボードを備えて広いディスプレイで使われるコンピュータ向けに最適化されておらず、どのような不具合が起こるか分からないため(あるいはmacOS向けアプリも公開中で、共食いを防ぐため)と推測されます。

ともあれ、いつサイドロードが公式に封じられるかも不明のため、ふだん愛用しているiOSアプリがM1 Mac上でどのような見かけや使い勝手になるかを、自己責任のもとで試しておくのもいいかもしれません。

Source:9to5Mac

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