斎藤工、円谷英二から“大いなるバトン”「他者を思いやる気持ち」

斎藤工、円谷英二から“大いなるバトン”「他者を思いやる気持ち」

  • フジテレビュー!!
  • 更新日:2022/05/13

5月13日、映画「シン・ウルトラマン」の公開初日舞台挨拶が行われ、斎藤工さん、長澤まさみさん、西島秀俊さん、有岡大貴さん、早見あかりさん、樋口真嗣監督が登壇しました。

この作品は、『ウルトラマン』(TBS)の企画・発想の原点に立ち還りながら、現代日本を舞台に、誰も見たことのない“ウルトラマンが初めて降着した世界”を描く、エンターテインメントです。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る左から)早見あかり、西島秀俊、斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴、樋口真嗣

ウルトラマンに変身する神永新二役の斎藤さんは、「私もイチ映画ファンとして、今朝8時の回にチケットをとっていってきました。しかし、上映開始に間に合わなくて…。事前予約だったのですが、受付の方に名前と、個人情報の確認の点呼がありまして。『斎藤工さん、朝8時の回ですね。どうぞ~』って言われ、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。でも、イチ観客として、この映画を僕も体感しました」とあいさつしました。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

樋口監督“ベータカプセル”にドキドキ「指が切れたらどうしよう…」

ウルトラマンに変身するためのアイテム「ベータカプセル」。

斎藤さんは変身シーンについて、「ベータカプセルは、物語の1つの肝となるものです。造形も美しくて、(解禁された)最初のビジュアルが、ベータカプセルであり、ある意味、この物語の主人公でもあります」と語りました。

また、「(変身ポーズは)スプーンとかで練習していました。(ベータカプセルは)重かったので、その重みを感じながら変身が出来たんじゃないかと思います」と振り返り、長澤さんも「本当に(ベータカプセルは)重かったです。ダンベルくらい重たい」と同調。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

「僕もウルトラマンになりたかった」とぼやいた、禍威獣(かいじゅう)特設対策室専従班の班長役を務める西島さん。

「変身シーンは、CGではなくて、その場で実際にいろいろなことをやっていたそうなんです」と語ると、樋口監督は「(変身する際の)100万ワットの輝きを現場で再現しました」とニッコリ。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

続けて樋口監督は、「一番怖かったのは、純度の高い物っぽくするために(ベータカプセルに)ものすごくシャープなエッジを出したんです。それを、長澤さんが膝の上に持っていて、斎藤さんがガッと掴むシーンで、『指が切れたらどうしよう…』とドキドキしていました」と明かしました。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

有岡大貴“宇宙のすべてを支配する数式”を覚える

物理学者役の有岡さんは、「撮影に入る前に科学専門誌を、どさっと受け取りました。“宇宙のすべてを支配する数式”という、ウソのような実際にある数式を『書けるようにしておいてほしい』と言われ、練習していました。実際に現場では、別のオリジナルの数式を新たに覚えました」と振り返りました。

「共演者の皆さんが、和気あいあいとしていたので、空き時間におしゃべりをしていたら、『(数式を)練習するよ』って呼び出されるんです。寂しかったんですけど、専門的な方が常についていてくれたおかげで、何とか乗り切ることが出来ました」とコメント。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

その有岡さんの数式のシーンの撮影が終わると、スタッフから拍手が起こったそう。

樋口監督は、「僕もその数式が合っているのかどうか、わからないんです。でも、横にいる先生が『うん!』と頷いたので、みんな拍手しました(笑)。例えばセリフとかだったら、わかるんですけど、数式は全くわからない。でもこれで、なにかあったら宇宙を支配できるので」とニヤリ。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

またイベントでは、本作の主題歌を担当する米津玄師さんからのコメント動画が流れました。

斎藤工、米津玄師の楽曲に感謝「会場の空気感が、ガッと変わる」

<米津玄師 コメント全文>

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

映画「シン・ウルトラマン」公開おめでとうございます。米津玄師です。今回、主題歌を担当させていただき、「M八七」という曲を作らさせてもらいました。

「シン・ウルトラマン」という映画の主題歌をまさか自分が担当させてもらえるとは、夢にも思っておらず、本当に青天の霹靂(へきれき)というか、ものすごく光栄なことだと思っております。

ウルトラマンというと、日本国民みんなが愛する、強く優しいヒーローだと思います。生半可なものは作れないという、そういう意識があって大変ではありました。

ウルトラマンの姿を眺めながら影響を受ける部分が多分にあり、自分自身、成長させてもらったんだろうなと思っております。

本当に製作陣みなさんの熱量が痛いほど伝わってくる作品で、ここに関わらせていただいたことに非常に感謝しております。どうもありがとうございました。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見るスクリーンに映った米津玄師さん

米津さんの楽曲について、斎藤さんは、「自分自身もウルトラマンという、1つの概念のようなものに向き合ってきて、そこには孤独も優しさも美しさもあり…。ウルトラマン独自の表現を、音楽で表現してくれています。この(映画の)世界線でこの楽曲を聴くことによって、見終わった後の世界線と、紡がれていく。今朝も本作を見て、会場の空気感が、ガッと変わる高まりを感じました」と語りました。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

長澤さんは、「最後の余韻に寄り添ってくれる音楽で、言葉は鋭く強いけど、優しさを感じる曲だと思いました」と感想を。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

樋口監督も「(製作者として)作品の世界にいるんですが、この曲で現実世界とつながる。この物語を現実の社会に持って帰ってくれる、大事なパーツになる、素晴らしい曲です」と称賛しました。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

最後に斎藤さんは、「今朝、2度目のウルトラマンを客観的に見るつもりが、この作品が持っている世界に引きずりこまれて、圧倒されました。でも、1度目以上にメッセージ性を感じました。今、分断、分裂、対立、孤立という時代に加速しているように思います」。

続けて、「その中で、60年代に円谷英二さんが、このシリーズに込めた『他者を思いやる気持ち』という原初的な優しさや愛という、思いのバトンを製作陣が受け取りました。そして、この作品は、『これからを担う子どもたちに向けられた、“大いなるバトン”なんじゃないか』と思います」と思いを吐露。

また、「そのメッセ―ジの感じ方は、人それぞれだと思います。ですが、今失われている、必要な概念が『ウルトラマン』という狭間から見られる景色なんじゃないかな、と強く思います。映画館を通じて、これからの希望になることを祈っています。最後に…映画の舞台挨拶ですと、『この映画だけを!』という風になってしまうのですが、今上映している映画は素晴らしい作品がたくさんあります。ぜひ、映画館で映画体験を!」と呼びかけました。

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

作品概要

No image

画像ギャラリー【全14枚】を見る

次々と“禍威獣(かいじゅう)”が現れ、その存在が日常となった日本。通常兵器は全く役に立たず、限界を迎える日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し「禍威獣特設対策室専従班」通称、「禍特対(かとくたい)」を設立。

班長・田村君男(西島秀俊)、作戦立案担当官・神永新二(斎藤工)、非粒子物理学者・滝明久(有岡大貴)、汎用生物学者・船縁由美(早見あかり)が選ばれ、任務にあたっていた。

禍威獣の危機がせまる中、大気圏外から突如あらわれた銀色の巨人。禍特対には、巨人対策のために分析官・浅見弘子(長澤まさみ)が新たに配属され、神永とバディを組むことに。

浅見による報告書に書かれていたのは…『ウルトラマン(仮称)、正体不明』。

映画「シン・ウルトラマン」は、5月13日(金)に全国公開。
配給:東宝
©️2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©️円谷プロ

フジテレビュー!!編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加