【ネタバレ】「オビ=ワン」最終話、ラスト解説 ─ 衝撃の結末とサプライズ、あなたの評価は?

【ネタバレ】「オビ=ワン」最終話、ラスト解説 ─ 衝撃の結末とサプライズ、あなたの評価は?

  • THE RIVER
  • 更新日:2022/06/23
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スター・ウォーズ』のドラマ「オビ=ワン・ケノービ」が、2022年6月22日配信の第6話をもって完結となった。『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の中間、身を隠していたオビ=ワンの知られざる物語は、驚きに満ちた結末を迎えることとなったが……?

この記事には、「オビ=ワン・ケノービ」第6話のネタバレが含まれています。

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(C)2022 Lucasfilm Ltd.

オビ=ワン対ダース・ベイダー、再び決闘

ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」第6話で、オビ=ワンはダース・ベイダーと再再戦を果たす。第3話でもすでに一度ライトセーバーを交えていたが、この時のオビ=ワンは本調子でなく防戦一方。今回も序盤こそベイダーの強大な攻撃に押され、一度は生き埋め状態とされるものの、守るべき“希望”を思い覚醒。ジェダイとしての感覚を取り戻し、反撃に打って出る。

オビ=ワンはスピード感を意識した攻撃で着実にベイダーのスタミナを奪うと、強いフォースを駆使して岩石を浴びせる。ベイダーは怒りに任せて猛攻を続けるが、一枚上手のオビ=ワンは隙をつき、この機械人間の呼吸器を破壊。動きが鈍ったところに会心の一撃を加えると、ベイダーのヘルメット左半分が破壊され、その素顔が顕となった。

オビ=ワンはそこで、ついにかつての愛弟子アナキン・スカイウォーカーと真の“再会”を果たす。しかしアナキンの目は、今なおムスタファーで果たした凄惨な別れの瞬間同様、怒りと憎しみに酷く支配されていた。「アナキンは死んだ。私はその残骸だ」というのを見たオビ=ワンは、このおぞましいマスクの中でずっと密閉されていたものは、愛したものの屍だったことを思い知る。

オビ=ワンは堪えられず、「すまない、悪かったアナキン。何もかも」と許しを乞う。しかし、アナキンが返した「殺したのはお前ではない。私だ」との答えは、オビ=ワンの想像を遥かに超える、冷酷と失意に満ちたものだった。なおも怪物の目で睨み続ける哀しき暗黒卿を見て、オビ=ワンは「我が友は完全に死んだようだ(Then my friend is truly dead.)」と呟く。これは、『エピソード6/ジェダイの帰還』でルークが言う「父は完全に死んだようだ(Then my father is truly dead.)」と同じ。ダース・ベイダーとは、すなわち善の心に対する悪意に満ちた絶望なのである。

マスクが割れたダース・ベイダーは、アニメ「反乱者たち」でも描かれた。この時は、かつてアナキンのパダワンだったアソーカの一撃によるものだった。「反乱者たち」では右側が破壊され、「オビ=ワン」では左側が破壊されるという対称図に。ファンの間では、『ジェダイの帰還』のラストで息子ルークがベイダーのマスクを完全に外したことの神聖さが高まったと評価する声も見られる。

本作に登場したダース・ベイダーは、スーツアクターをヘイデン・クリステンセンが、機械の声を旧3部作から続投のジェームズ・アール・ジョーンズが演じる2人1役で完成された(アクションシーンはスタントダブルが担当)。このマスク半壊シーンでは、クリステンセンの声を主体に、一部ジョーンズの声をミックスさせる形になったようだ。なお、ヘイデンはメイクアップのため4〜5時間じっと座っている必要があったが、本人はその過程を楽しんだという。

オビ=ワンは、「反乱者たち」でもダース・モールに「ケノービ!」と絶叫されることになるが、ここでもダース・ベイダーに「オビ=ワン!」と叫ばれる。かくして、友を完全に失ったことを知ったオビ=ワンは、この暗黒に満ちた戦いの地を離れ、リーヴァ/サード・シスターの襲撃に遭うラーズ家のため、タトゥイーンに舞い戻る。

リーヴァは第5話で得た秘密の情報を元にルークを殺め、友の仇とジェダイへの復讐を果たすことを試みたが、良心の呵責により断念。実存的危機に陥ったリーヴァに、オビ=ワンは「もう自由だ」と告げて解放する。

一方、ムスタファーに帰還したダース・ベイダーは、パルパティーンとホログラム通信を行う。エンドクレジットによると、このパルパティーンは映画版のイアン・マクダーミドの再演によるものだ。ベイダーはここで、逃したオビ=ワンを探し出すと宣言。ちなみに、5年後の時系列となる「反乱者たち」では、このシス卿ふたりがオビ=ワンの生存は不明として話すシーンがある。

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(C)2022 Lucasfilm Ltd.

オビ=ワンはオルデランのオーガナ家を訪れ、レイアに再会。このドラマの9年後を描く『エピソード4/新たなる希望』でレイアがオビ=ワンにホログラムメッセージを送った際、レイアが他人行儀である不自然が指摘されていたが、ここでオビ=ワンは「人に知られたらお互い危険だ」と伝え、一切の交友を表に出さないでおく約束を交わす。

タトゥイーンに帰郷したオビ=ワンはラーズ家の農場に立ち寄り、若きルーク・スカイウォーカーの無事と自由を確認しつつ、今後はこの少年をオーウェンに託すことを決める。最後にオーウェンの気遣いで少しだけルークと話すことになると、ついにお馴染みのセリフ「Hello there」を発するのだった。

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(C)2022 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで配信中

9年後、成長したルークが『新たなる希望』に登場した際、彼はオビ=ワンのことを「ベン・ケノービ」という老人としてしか認識していなかった。幼かったルークは、この時のオビ=ワンの短い訪問のことなど覚えていなかったのだろう。

この記事には、「オビ=ワン・ケノービ」第6話のネタバレが含まれています。

「オビ=ワン・ケノービ」、クワイ=ガン・ジンがサプライズ登場

「オビ=ワン・ケノービ」第6話のラストシーンでは、タトゥイーンの砂漠を放浪するオビ=ワンのもとに、フォース・ゴーストの背中が出現。かつてのマスター、クワイ=ガン・ジンだ。『エピソード1/ファントム・メナス』(1999)のリーアム・ニーソンが続投する大サプライズだった。

クワイ=ガンは生前と変わらぬ飄々とした調子で、「だいぶ時間がかかったな」と弟子をからかう。実はクワイ=ガンのフォース・ゴーストは絶えず存在しており、これまで登場しなかったのは、単にオビ=ワンには「まだ見えなかった」かららしい。

型破りな性格で知られ、生けるフォースの意志に従う道を常に探究していたクワイ=ガンといえば、死後フォースと一体化するというジェダイ究極奥義を開発した張本人。後のエピソードで、オビ=ワンやヨーダ、アナキンやルークが霊体となって新世代の希望を見守ることができたのは、すべてクワイ=ガンの研究によるものだったのだ。

クワイ=ガンはここで「行こう 先は長いぞ」と誘い、オビ=ワンはタトゥイーンの渓谷へと向かっていく。おそらく、オビ=ワンはこれから9年かけてフォースと一体化する術を学んでいくのだろう。

嬉しいカメオ出演を果たしたリーアムだが、これまで出演の噂を全て否定してきたから、ファンは「やられた!」と膝を打っただろう。リーアムは1年前にも「私は出ません。連絡をいただいていません」と答えていたし、それ以前には、『スター・ウォーズ』の事情を追ってすらいないと話し、「完結しているかどうかも知らない」と興味なさげな様子も見せていた。いやはや、さすがは役者というべきか。

「オビ=ワン・ケノービ」あなたの感想は?

クワイ=ガンのカメオや、レイアやルークの登場、そしてダース・ベイダーとの再戦など見どころが続いた「オビ=ワン・ケノービ」。期待の高いシリーズだっただけに賛否あるが、続編を望む声もある。本作はあくまでもリミテッド・シリーズではあるものの、ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケンディは「もしも反響があれば」と何らかの形での継続にはオープンだ。

ひとまずヘイデン・クリステンセンのダース・ベイダーは、ドラマ「アソーカ(原題)」にも再登場予定。配信時期は未定だが、すでに撮影は開始されている。なお、『スター・ウォーズ』実写次回作は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャラクターの前日譚ドラマ「キャシアン・アンドー」で、2022年8月31日にディズニープラスで配信予定。「オビ=ワン・ケノービ」は全6話だったが、「キャシアン・アンドー」は全12話だ。

さて、あなたにとっての「オビ=ワン・ケノービ」はどんな作品だっただろうか?

中谷 直登

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