「僕はもうセックスのことで責められなくていいんだと」妻の彼氏と同居、離婚...セックスレスだった元夫婦が語る、「その後」の生活

「僕はもうセックスのことで責められなくていいんだと」妻の彼氏と同居、離婚...セックスレスだった元夫婦が語る、「その後」の生活

  • 文春オンライン
  • 更新日:2022/09/23

「離婚するか、性風俗店に行くか、それとも妻に彼氏を…」結婚1年目でセックスレスになった夫婦が、夫公認彼氏を作るまでから続く

結婚1年目でセックスレスとなったわかぴょんさん(49)とみかさん(42)。「性」のズレに対して真剣に悩み、とことん向き合った末に選んだのは「妻が夫公認の彼氏を作る」ことだった。妻に彼氏がいる状況で、2人はその後6年の夫婦生活を維持した末に「離婚」に踏み切った。

【マンガ】『夫公認彼氏ができました セックスレスにとことん向き合った夫婦の13年レポ』を読む

そんな夫婦の初めから終わりまでをすべて描いたのが『夫公認彼氏ができました セックスレスにとことん向き合った夫婦の13年レポ』(KADOKAWA)。

今回は同書の原作者であるわかぴょんさんとみかさんに、離婚を決断した理由や家族の反応などについて、話を聞いた。

◆◆◆

セックスレスに13年間向き合った末、離婚へ

――今年お2人は離婚をされました。離婚してから関係性に変化はありましたか。

わかぴょん 特に変わらないよね。みかとの関係は死ぬまでずっと続くと思っているし、離婚してもその気持ちは変わらない。

離婚した理由もみかとの関係が悪くなったとかそういうことではなくて。みかと夫婦として試行錯誤しながら生きてきた中で、もう妻・夫という肩書きがなくても、ずっと家族としていられるという気持ちが出てきたんです。

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わかぴょんさんとみかさん ©深野未季/文藝春秋

みか 「夫公認彼氏がいる妻」という肩書きを卒業しようと思いました。もう役目は果たしたと。わかぴょんとは肩書きがあってもなくても、関係性は変わらないと思って。

それに私たち夫婦は「離婚」をそんなに重いことと捉えていないです。離婚したら家族関係は終了みたいな気持ちはなくて、次の新しい章へ突入するような感覚で。わかぴょんはこれからも私の人生の中にずっと登場すると思っています。実際に離婚届を出した時も、気持ちとしての変化は何もなかったです。

今でもなんだかんだ週に5日くらいは会っているよね。子どもたちは私の家とわかぴょんの家を行き来するし、たまにみんなで外食に行ったりする。

――ちなみに現在はみかさんにパートナーがいらっしゃるんでしょうか?

パートナーとの新しい生活

みか そうです。パートナーがいます。今はわかぴょんの家の近くにアパートを借りて、そこに彼と一緒に暮らしています。子どもたちもよく遊びに来るよね。家が2つできたって喜んでいます。

わかぴょん 親権は僕が持っているので、基本的にはこっちの家にいますが、子どもたちはその日の気分で自由に行き来しています。

――子どもたちには、みかさんのパートナーやお2人の関係をどのように説明されているのでしょうか。

みか ありのままだよね。「この人はママの大好きな人だよ」って彼のことを話しているし、離婚した時も「これからもお父さんとお母さんであることは変わらないし、2人への愛情も変わらないよ」って。

わかぴょん 子どもは素直なので、ありのまま受け取っていますね。みかの彼氏ともすごくいい関係で、僕抜きで遊びに出かけたりもしているよね(笑)。

――婚姻関係はないけど、家族としての形は以前とほとんど変わらないと。

わかぴょん そうです。離婚したからといってマイナスの方向には一切進んでいないです。むしろより良い第2形態に進化したみたいな。100人いたら100通りの家族の形があるわけで。僕たちは今までしてきた選択を一切後悔していないです。

みか そうですね。いわゆる一般的な家族像からはかけ離れているけど、私たちにとって特別なことは何もなくて、その時その時に一番ベストな道を歩んできました。その結果、今こうやって幸せに生きているので、これまでの選択に後悔はないですね。

――わかぴょんさんやみかさんの周りの方の反応はいかがでしょうか。

わかぴょん 私の両親はもう歳も歳なのでちゃんとは説明していません。

ただ弟にはみかに彼氏ができた時にそのことを伝えていました。でも「家族なのにそんなのおかしいよ」って大反対されて。疎遠になったわけではないけど、それ以来そのことについては一切話さなくなりました。

大反対していた弟からの意外な反応

でも、僕たちの本が出版されてからたまたま会う機会があって、その時に弟から「マンガ読んだよ。こういうことだったんだね。少し理解できた気がするよ」って。歩み寄ってくれてすごく嬉しかったですね。

みか 私の母は最初は「何言ってるんだこの娘は」という感じだったんですが、最近は理解してくれたわけではないものの、受け入れてくれた感じはします。半ば諦めもあるのかもしれないけど(笑)。本は送りましたが、感想はまだ届いていません。

――著書の中で、みかさんやわかぴょんさんの13年の結婚生活がありのままに描かれています。結婚生活の全てをさらけ出すことに不安はありましたか。

わかぴょん そうですね。マンガに描かれているのは僕たちの夫婦生活そのものなので、最初は不安でした。こういうことを発信するのはどうなのかなという気持ちもあって。

みか 日本はまだ自分の「性」についてオープンに話すのがタブーだったりするじゃないですか。このマンガでは私の「性」についての葛藤がありのままに描かれているので、どう思われるかという怖さはありましたね。

わかぴょん 僕もセックスに自信がないとか、妻を抱けない葛藤がありのまま描かれているので、恥ずかしさみたいなのもありました。

でも、よく「わかぴょん寛大だよね!」、「彼氏をOKにする感覚がネジはずれてる」という声をいただくんですが、全然そうじゃないんですよ。僕はむしろ結婚や家族は、こうあるべきという固定概念が強かったですし。そんな僕が13年間でどうしてここまで変わったのかというのは、マンガを読んでいただければわかるかと思います。

みか 私が経験してきたことをインタビューしてくれて、マンガとして描いてくださって、それが本という形になって。みんなで一つの作品を作るという経験がすごく面白かったです。マンガでは、私のこれまでの歴代の彼氏との話や、現在の暮らしについても描かれていますので、ぜひ読んでいただければと思います。

【マンガ】

『夫公認彼氏ができました セックスレスにとことん向き合った夫婦の13年レポ』を読む

夫は大人のおもちゃを握りしめ「これで1人で満足してくれないかな」と…結婚後すぐにセックスレスになった夫婦の葛藤へ続く

(「文春オンライン」編集部)

「文春オンライン」編集部

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