
快勝した棚橋(東スポWeb)
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が22日(日本時間23日)に行われ、新日本プロレスの棚橋弘至(45)がAEW暫定世界王座取りに弾みをつけた。
棚橋はAEWと新日本の合同興行「Forbidden Door」(26日=同27日イリノイ州シカゴ)でジョン・モクスリーとAEW暫定世界王座戦に臨む。AEWマットで初の試合に出場したこの日は、そのモクスリーと組みクリス・ジェリコ、ランス・アーチャー組と豪華タッグマッチに出場した。
ジェリコにコードブレイカーを見舞った棚橋は、ハイフライアタックを切り返されるとウォール・オブ・ジェリコで捕獲されてしまう。それでもモクスリーが飛びつき式スタナーでカットに入り、九死に一生を得る。
さらに棚橋はアーチャーにパラダイムシフト(ダブルアーム式DDT)を決めたモクスリーからタッチを受ける。絶好のアシストにハイフライフローで呼応して完璧な3カウントを奪ってみせた。
呉越同舟となった棚橋とモクスリーだが、4日後には互いの団体の威信をかけて大一番で激突する。試合後のリング上では長時間の視殺戦を展開し、火花を散らしていた。
一方で敗れたジェリコとアーチャーは、場外でエディ・キングストンらの襲撃を受ける。ジェリコ感謝協会は鈴木軍との共闘を宣言しており、禁断の扉ではジェリコ、鈴木みのる、サミー・ゲバラ組とキングストン、ウィーラー・ユウタ、海野翔太組と対戦する。乱闘にはみのる、海野ら日本人勢も参戦し、大混乱のまま放送が終了した。
東スポWeb