「大阪マルビル」を建て替え 2030年春の完成へ 2025年大阪・関西万博開催中はバスターミナルとして敷地を貸し出し

「大阪マルビル」を建て替え 2030年春の完成へ 2025年大阪・関西万博開催中はバスターミナルとして敷地を貸し出し

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  • 更新日:2022/05/14

大和ハウス工業と大阪マルビルは、ホテルや飲食店などで構成される複合ビル「大阪マルビル」の建て替え計画を決定したと発表した。

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また、解体工事後の敷地を活用して、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中はバスターミナルとして敷地を貸し出し、バスの発着場、待機場として活用できるとのことだ。

「大阪マルビル」は、大阪の超高層ビルの先駆けとして1976年に竣工し、その円筒形のユニークな形状から大阪のランドマーク的な存在として長らく親しまれてきた。

しかし、50年近くを経過し、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となっていたとのことだ。

そこで、大和ハウス工業および大阪マルビルは、当該施設の建て替えを決定し、より質の高い商品・サービスを提供でき、大阪の新たなランドマークとなりうる施設として刷新することにしたという。

同計画の実施については、今後、関係者との協議を進めていくが、2023年夏の工事着手、2030年春の完成を目指しているとしている。

1.ホールやオフィスも併設した文化交流の場に進化

「大阪マルビル」は、「大阪第一ホテル」を中心として、飲食店や物販店舗など35テナントで構成されているが、施設の刷新とともにこれまでになかった新たな機能も付加させる予定。

建て替え計画では、地上30階建て、高さ約123mの現状建物から高層化する予定で、多目的に利用できる大型ホールや、高機能オフィスの設置など、賑わい創出の場、文化交流の場としての役割を果たせるよう進化させるとのこと。

2.大阪・関西万博のバスターミナルとして提供

同建て替え計画では、工事期間に開催される2025年日本国際博覧会への貢献を考え、2025年4月13日から10月13日の開催期間中に、万博会場にアクセスするバスのターミナルとして敷地を提供するという。

大和ハウスグループでは、大阪・関西万博のテーマ事業にプラチナパートナーとして協賛しているが、その成功へのさらなる貢献を目指して、来場者の交通手段の一つであるバスのスムーズな運行をサポートするため、工事中の敷地を活用することにしたとしている。

敷地内には仮設の待合スペースを設置するとともに、乗車場、待機場などを設け、全国各地から来場する人の安全・快適な移動を支援するとのことだ。

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事業内容:ホテル事業およびテナントビル経営
ホテル名:「大阪第一ホテル」
所 在 地:大阪府大阪市北区梅田1丁目9-20
ホテル客室数:460室(宴会室5室、レストラン1)  ※客室は10階から29階
テナント数:35店舗(2022年5月13日現在)
開業年月日:1976年(昭和51年)4月16日
建物工期:1973年(昭和48年)10月16日~1976年(昭和51年)3月31日
敷地面積:3,244.62㎡(981.498坪)
延べ面積:41,069.4㎡(12,423.4坪)
階  数:地下4階 地上30階 塔屋3階 (一部地上6階)
高  さ:124m(塔屋部分含む)
直  径:約30mの円筒形ビル
竣  工:1976年(昭和51年)3月31日
主要構造:S造(鉄骨造)、一部SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)
設計・施工:フジタ工業(現:フジタ)

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