井森美幸「高校野球と自分を照らし合わせて...」与えられた自分の役割を実感

井森美幸「高校野球と自分を照らし合わせて...」与えられた自分の役割を実感

  • CHANTO WEB
  • 更新日:2022/08/05
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「関東大会で習志野高校のブラスバンド部の“美爆音”の虜にもなった」と話す井森さん

胸ポケつきのチェックシャツに、ハンディタイプのラジオを持ち歩く井森美幸さん。大好きな高校野球観戦の正装です。地方大会まで観に行く高校野球の魅力は、「試合が行われるグラウンドだけじゃないんですよ!」。え?どういうこと?井森さんのふか〜い高校野球トーク、始まります。

【画像】井森さんの高校野球観戦時の正装

球場で観戦して感じた熱気や緊張感がたまらない!

── 毎年、高校野球を観に行くようになってから、ご自身の変化はありましたか?

井森さん:
ますます高校野球が好きになって、東京都や神奈川県大会も観に行くようになりました(笑)。

やっぱり甲子園に出られないチームもいるわけで、「地方球場ではどんな試合が繰り広げられているんだろう」と思ったのがきっかけです。

実際、スタンドにもドラマがあるんですよね。ベンチに入れなかった選手やブラスバンド部、選手たちの父兄の方々。

ベンチ入りできなかった選手の分まで、出場する選手たちが頑張るんですよね。3年生の代わりに入った1、2年生が彼らの分まで頑張る姿にもグッときてしまいます。

── 初めて甲子園に試合を観に行った日から、見方が増えてきて、楽しみがふくらんでいる感じなのでしょうか?

井森さん:
高校野球を球場で観始めた頃は、グラウンドやベンチを中心に観ていたんです。だけど、球場全体にドラマがあるんだなって感じて、いろいろな意味で熱くなれるんですよね。

もちろん私は経験者ではないし、観る側ですけど、そういう周囲の皆さんの想いが球場でめちゃくちゃ伝わってきます。

ほかにも、限られた環境のなかで頑張って練習している公立高校や、そこに負けられない強豪高校だったり。

それぞれのプライドが交差するのを見ていると、みんなを応援してあげたくなるんですよ。

自分が忘れてきた青春を取り戻せる場所

── さまざまな人たちの想いが充満しているからこそ、高校野球は球場に行って観ることが、いちばんの醍醐味なんですね。初心者にオススメの見方はありますか?

井森さん:
ぜひ球場で、ラジオの解説を聞きながらの観戦をオススメします。「今のプレーは何だったのか?」、ラジオを聞くとすごくわかるので。

私の観戦スタイルとして、ラジオを胸ポケットに入れています。正直、私、胸にポケットがあるシャツ…80着ぐらい持っていますね!

── そんなに胸ポケットのシャツがあるんですか!

井森さん:
気がついたら、胸ポケットのあるシャツばかり無意識で選んで買っていました(笑)。

長年愛用しているシャツのシリーズは、しわ加工が施されているので、くしゃくしゃにしてバックに入れてもいいんです。

ネイビーチェックのシャツを着ていると、だいたいおじさんと被るんですけど(笑)。

──(笑)。高校野球のお話をしている井森さんが、とてもイキイキされているのが印象的で、井森さんにとって「高校野球」がなくてはならないものと感じました。

井森さん:
そうなんです!高校野球を観に行くと、いい刺激をもらえて、自分が忘れてきた青春を取り戻すみたいなところがあります。

例えば、年齢やキャリアを重ねてくると、代わり映えしない日常に「自分はこれでいいのか?」といった迷いが生じることもあると思うんですよね。

そんなとき、もう一度、青春する気持ちで自分が夢中になれるものを見つけると、そこに何か、ヒントがあるかもしれないですね。

高校野球で学んだ!自分に与えられた役割の大切さ

── こうして高校野球を観てきたなかで、ご自身で印象深かったことはありますか?

井森さん:
“この試合”というよりは、試合での出来事がきっかけとなって学んだことのほうが多くて、心に残っていますね。

勝負の世界なので、たった1回のエラーで試合に負けてしまうこともあります。

私はそういう試合を見たときに、最初は「エラーをした選手は、今後、どうやって自分で受け止めていくんだろう」「チームメイトはどんなふうに思うんだろう」と。

ずっと自分のなかで考えていたので、あるとき、野球をやっていた友達に、ふと「仲間がエラーしたときってどんな感じなの?」と聞いてみました。

そうしたら、「その仲間がいたから勝てたり、救われた試合もある」って言ったんですよ。

続けて、「だから、そんなふうに思わないけどな」という言葉を聞いたときに「なるほど」って思いましたね。

そこから、人がミスしたときの考え方や見え方が変わりました。そんな優しさや思いやりがチームプレーならではの考え方だと知って、胸が熱くなりましたね。

── 井森さん自身、高校野球を観て楽しむかたわら、そのできごとを自分自身の人生にフィードバックされているのは素敵です。

井森さん:
私自身、高校野球に触れてみて、仕事でも自分の役割が分かってくるなと思ったこともあります。

クリーンナップもいれば、犠打でチームに貢献する選手もいて…。年齢を重ねていくと、自分が仕事のなかでもやるべきことがわかってくるというか。

高校野球を観て感じたことを自分と照らし合わせるとより明確になって、前向きな気持ちにさせてもらえますね。

PROFILE 井森美幸さん

1968年群馬生まれ。ホリプロキャラバングランプリを経て、1985年4月21日デビュー。以来、バラエティを中心に活躍を続ける傍ら、ふるさとの群馬をPRする「ぐんま大使」も務める。趣味の野球観戦が高じて、高校野球にも精通。

取材・文/小松加奈 撮影/富本真之 ヘアメイク/伊東久水 スタイリング/平野真智子 衣装協力/novice(ノーヴィス)、BELLE MARIEE

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