左手を持たずに生まれた私が、「夢」を持つことで自信を取り戻すまで

左手を持たずに生まれた私が、「夢」を持つことで自信を取り戻すまで

  • コスモポリタン
  • 更新日:2021/02/23
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イギリスのリーズに暮らすイネス・サイードさん(30歳)は、「先天性四肢欠損症」と呼ばれる障害により、左腕の前腕がない状態で生まれました。

デイリー・ミラー>によると、NHS(イギリス国民保健サービス)から提供された義手はイネスさんの腕には合わず、小学校高学年のときに使うのをやめたところ、周囲からのいじめが始まったそうです。

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イネス・サイードさん。

「見た目の変化によって、心まで壊れてしまうこともあります。(いじめに遭って以降)私は左腕をポケットに隠すようになり、ジムやプールにも行かなくなりました」と語るイネスさん。

そんな彼女の心に希望の光が灯ったのは、大学生のときにウィル・スミス主演の映画『アイ,ロボット』(2004)を見たときでした。その際彼女は母のサフィアさんに、「私、ロボットの腕が欲しい!」と伝えたそうです。

そんなのはファンタジーの世界の話――と家族は思っていましたが、昨年イネスさんがある動画を目にしたことで、状況は大きく変わりました。

彼女が見たのは、イギリスのオープンバイオニクス社が開発している3Dプリンタ製の義手、「ヒーロー・アーム」の動画。

最初は国民保健サービスに問い合わせたものの、現在はまだヒーロー・アームの貸出しが行われていないことを知った彼女は、オープンバイオニクス社に直接問い合わせ、クラウドファンディングで購入資金を集めることを提案されたそうです。

そのアドバイス通り、昨年9月からクラウンドファンディングで寄付を募ったところ、わずか4カ月で無事に目標金額が集まったのだとか! そして今年ようやく、イネスさんは長年の夢だった“ロボットの腕”を手にすることができました。

🙏🏽🙏🏽🙏🏽

Posted byEnas SaeedonTuesday, February 9, 2021

彼女は新しい義手をとても気に入っているそうで、装着するたびにヒーローに変身したような気分になれるのだとか。

One thing is never let another person define how you see yourself. EVERR. 💞

Posted byEnas SaeedonSunday, February 21, 2021

あなたが自分自身をどのように見るかを、他人に決めさせちゃダメ。

そんなイネスさんは現在、カウンセラーを目指して勉強に励んでいるそう。

「私が経験してきた辛い出来事の数々は、私を強くしてくれました。(かつての自分のように)人と見た目が違うことで悩んでいる人のお役に立てたら、とても嬉しいです」

辛い日々を乗り越え、ロボットの腕を手に入れるという夢を叶えたイネスさんなら、きっと多くの人に勇気を与えられるはず。

これからも新たな夢に向かって、全力で突き進んでほしいですね。

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