
テレビ宮崎
いまから361年前に日向灘で発生した外所地震。
被害を受けた地域が校区内にある宮崎市の木花中学校では、専門家が防災講話を行いました。
(児玉泰一郎アナウンサー)
「宮崎市の木花中学校で行われた防災の講話には中学校の生徒だけだでなく木花地域の住民も参加しています」
木花地域まちづくり推進委員会では、9月19日を「木花の防災の日」として定め、19日の記念講演に地域住民の参加も呼びかけました。
講演では、京都大学防災研究所の山下裕亮助教が、外所地震の研究について話しました。
(山下裕亮助教)
「正しく理解し正しく恐れ、正しく備える」
山下助教は、これまで地震の規模がマグニチュード7.6とされていた外所地震は、研究によってマグニチュード7.9と修正され、今後研究が進めばさらに大きな規模に見直される可能性があることに触れ、常識を疑う姿勢を持つことが大切と訴えました。
(地域住民)
「一緒に地域でしている人たちにも伝えたい」
(生徒)
「自分にもし子どもができたらちゃんと外所地震についても伝えようと思った」
(生徒)
「家の近くに石碑があるので小さいころから知ってた」
「私の家が大きな津波の予定に入っているところなので家族と話して備えていきたい」
木花地域まちづくり推進委員会では、今後も学校と連携し地域防災に取り組んでいくことにしています。