
"国民民主党の玉木雄一郎代表は、参院選総括について記者団の質問に応じた=2022年8月5日午前9時3分、国会内、藤崎麻里撮影"
国民民主党は5日、参院選総括を発表した。「野党共闘」が不発だった昨秋の衆院選以降、政策実現へかじを切った与党寄りの路線について、「『対決より解決』の姿勢として有権者に一定程度評価された」と認定。こうした路線を維持する方針を示した。
総括では、連合の組織内候補を含む現職2人が落選したことなどを踏まえて「厳しい結果。痛恨の極み」と記した。一方で、比例票は衆院選から約57万票増えたため、与党と政策協議を重ねたことが評価されたとして「与野党を超えて連携・協力」の方針を維持するとした。