しろくまピースのお母さん・32歳「バリーバ」、敬老の日のお祝いにサケ贈られる

しろくまピースのお母さん・32歳「バリーバ」、敬老の日のお祝いにサケ贈られる

  • 読売新聞
  • 更新日:2023/09/25

「敬老の日」の18日、愛媛県砥部町の県立とべ動物園で、ホッキョクグマ「バリーバ」(32歳)の長寿を祝うイベントが開かれた。

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プレゼントのサケをくわえる「バリーバ」(砥部町で)

国内初の人工哺育成功例として知られる「ピース」(雌、23歳)の母。ホッキョクグマの寿命は25~30年とされ、バリーバより半月、早く生まれて国内最高齢の神戸市立王子動物園の雌(32歳)に次ぐ2番目の長寿という。

バリーバはこの日、北海道産のサケ1匹(3キロ)をプレゼントされると、くわえて奥へ行き、勢いよく食べた。担当飼育員の高市敦広さん(53)によると、高齢だが歯が丈夫といい、「一日一日をつつがなく過ごし、マイペースに長生きしてほしい」と話した。

1990年にデンマークで生まれたバリーバは、スイスの動物園を経て、97年にとべ動物園へやってきた。

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