犯罪被害者遺族が警察学校で講演 記憶に残る捜査員の涙【熊本】

犯罪被害者遺族が警察学校で講演 記憶に残る捜査員の涙【熊本】

  • TKUテレビ熊本
  • 更新日:2022/05/13
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テレビ熊本

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2011年に熊本市で、当時3歳の娘を殺害された遺族が、熊本県警察学校に4月、入校した警察官に講話を行いました。

今も遺族の記憶に残っているは、或る捜査員の涙でした。

【清水誠一郎さん講演】

「最初(捜査員に)言われたんです。『命は絶対に守ります私たちが絶対に助けます』。でも、助かりませんでした」

2011年、熊本市のスーパーのトイレで発生した殺人事件で、当時3歳の娘・心ちゃんを亡くした清水誠一郎さん。

毎年、この時期になると、4月に警察学校に入校したばかりの新人警察官たちに、事件からこれまでの日々を振り返り、被害者支援の大切さを語りかけています。

清水さんは、86人の新人警察官に11年前、大学病院での司法解剖を終え、心ちゃんの見送りに来た或る捜査員の話をしました。

【清水誠一郎さん講演】

「『ちょっと、化粧をしてあげました』『自分の気持ちで、できるだけの化粧をしました』と。捜査員は泣いておられたんです。ボロボロになって泣かれていました。」

「他人の娘をこれだけ一生懸命思ってくれたんだと。そこで感謝の気持ちが芽生えました」

これまで、化粧品などさわったこともない男性捜査員の心づかい。

1人の人間として、心を通い合わせることができた記憶に残る捜査員の姿でした。

【講話を聞いた警察官】

「事件が起こった後、被害者の心に寄り添うことや事件を風化させずに残していくことが私たちにとって大切なことだと思いました」

事件当時、小学生だった警察官たちは、「二度と同じような被害者を出さない」という思いを新たにしました。

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