ソニー、立体音響ホームシアターシステムHT-A9発表 22万円前後で8月7日に発売

ソニー、立体音響ホームシアターシステムHT-A9発表 22万円前後で8月7日に発売

  • Engadget
  • 更新日:2021/07/21
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ソニーはホームシアターシステム「HT-A9」を8月7日に発売します。オブジェクトベースの360立体音響技術を使った音楽体験360 Reality Audioの認定製品で、主に家のリビングでの使用を想定します。市場想定価格は22万円前後です。

4体のスピーカーとコントロールボックスで構成されるHT-A9は、それぞれがワイヤレスで接続されます。各スピーカーにはイネーブルドスピーカーとツイーターとウーファーが搭載されており、4か所から出る音で仮想的な音場を作る同社独自のモノポールシンセシス技術と音場最適化技術で、最大12個の仮想スピーカーを理想的な位置に自動生成してサラウンド空間を生み出します。

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▲4体のスピーカーとコントロールボックス

スピーカー(1体)にマイク(2基)が搭載されており、スピーカー同士の相対的な位置関係を把握したり、水平方向や高さ方向(天井までの高さ)の測定をしたりできます。同社によれば、各スピーカーの高さが異なってしまうような場合でも、立体音響を楽しめるとのこと。同社としておすすめしている設置方法は下記の通り(これはあくまでも目安であり、スペックではありません)。

■ スピーカー間の距離

最大 フロント間:3.5m、フロント-リア間:5m

最小 フロント間:1m、フロント-リア間:2.5m

おすすめの距離:3〜4m四方(フロント間は2〜3m)

■ 天井までの距離

1〜4m

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▲設置イメージ

AVアンプのように自動的に音場を補正してくれるキャリブレーション機能もあります。数分もしないうちに部屋中のあちこちから電子音が聴こえ、この補正作業が完了します。

補正作業を終えたあと、映画「ボヘミアン・ラプソディ」のライブシーンや、Dolby Atmos デモディスクの「Leaf」などを試聴したところ、スピーカー4体だけでなく部屋の隅々にまで低域から中高域までが広がり、まるで音そのものに身体が包み込まれ、どこから音がでているのかがわからなくなるくらい新鮮な感覚でした。

たった4本のスピーカーで12個の仮想的なスピーカーを作り出すような仕組みだからこそ、音の繊細さを損なわずに音場の広がりを実現できるのかもしれません。

音の反射によって壁や天井から音がでているように思わせる製品はすでに存在しますが、横長のサウンドバーでは再現できない本格的な立体音響を大型アンプを用いずに楽しめるのがHT-A9の魅力でしょう。

このほか、「アコースティックセンターシンク」という機能も備わり、対応テレビBRAVIA(ブラビア)のA90J、A80J、X95Jとコントロールボックスを付属のオーディオケーブルで接続することで、ブラビアをセンタースピーカーにできます。同社いわく映画やドラマの台詞などが聞き取りやすいとのことです。

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▲別売りのサブウーファー(SA-SW5 / SW3)を追加することで低音を強化できる

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▲スピーカー1体のサイズは約160x313x147(幅x高さx奥行き)mm、重量は約2.7kg

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▲コントロールボックスのサイズは約150x52x150(幅x高さx奥行き)mm、重量は約0.73kg

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▲ Amazon Music HD、Deezer、nugs.netで配信される 360 Reality Audio コンテンツの再生が可能。ハイレゾ、Dolby Atmos、Vertical Surround Engine、S-Force PRO フロントサラウンド、DTS:X、DSEE Extreme にも対応する

Source:ソニー

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)

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