「暗いニュースばかりの中で少しでも」鷹東浜、困難を乗り越え掴んだ今季初勝利

「暗いニュースばかりの中で少しでも」鷹東浜、困難を乗り越え掴んだ今季初勝利

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  • 更新日:2021/06/10
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ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】

コロナ罹患やアクシデントを乗り越え「ここを通過点にして」

■ソフトバンク 8ー4 広島(9日・PayPayドーム)

ソフトバンクの東浜巨投手が9日の広島戦(PayPayドーム)に先発し、7回4失点で今季初勝利を挙げた。お立ち台では「この投球内容でここに上がっていいのか」と戸惑いを見せながらも、援護してくれた野手陣に感謝するとともに「またチームに勝ちがつくように」と今後の活躍を誓った。

3回までは1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。その間に味方打線から3点の援護をもらった東浜だったが4回に豹変。先頭の菊池に初のヒットを許すと西川に2ランを浴び、その後も四球と連打などで3点を失った。

序盤のイニングを「(1軍に)上がってきてから、初回から飛ばしていくの(イニング)を伸ばしていこうと取り組んでいるので、入りは良かったと思いますが……」と振り返ったが、4回の失点の場面については「良いところに投げてもヒットになるのが続いて、相手バッターも割り切って入ってきているのかなと思いましたし、自分自身も慎重になっていたのかなと思います。逆転だけはされないようにと、そこだけを考えて投げていました。今日みたいな展開であんな点の取られ方は良くない。反省しないといけない」と猛省した。

「気持ち的に1つ落ち着けるし、次も頑張ろうというモチベーションにもなる」

交流戦から1軍に復帰しこの日が3試合目のマウンド。徐々に手応えを掴んでいるようで「まっすぐの質や体の状態は投げるたびに良くなっている」と自身を分析。この日の勝ち星で「気持ち的に1つ落ち着けるし、次も頑張ろうというモチベーションにもなる。(勝ちを)つけていただいたことに素直に感謝したい」と振り返った。

右肩の不調、コロナ罹患、復帰直後の打球直撃など、さまざまなアクシデントを乗り越えてシーズン62試合目でつかんだ白星に、東浜の胸中にはさまざまな思いがよぎった。

「僕が投げる試合を親戚一同がチェックして毎回LINEが入ってきたりすることが心の支えになっていました。でも、1軍の試合をテレビで見ることができない自分に檄を飛ばすというか、悔しい思いをしてきたので……そこが一番ですかね。ここ(今季初白星)を通過点にして、またチームに勝ちがつくように投げていきます」

終わりが見えないコロナ禍は、故郷・沖縄の人たちにも大きな影を落としている。東浜は最後に「僕自身も経験してきたので、より皆さんの気持ちはわかります。僕らは元気にプレーする姿を見せることが大事。1軍のマウンドに上がることで改めてプレーできる喜びも感じますし、暗いニュースばかりの中で少しでも元気づけられるように頑張っていきたいです」と、今後も全力プレーを届け続けることを誓った。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

藤浦一都 / Kazuto Fujiura

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