H2O社長がオーケーけん制 関西スーパーとは「業態が違う」

H2O社長がオーケーけん制 関西スーパーとは「業態が違う」

  • 毎日新聞
  • 更新日:2021/10/15
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関西スーパーマーケットとの経営統合案について語るH2Oリテイリングの荒木直也社長=大阪市北区で2021年10月13日、木葉健二撮影

関西地盤の関西スーパーマーケットを巡り、首都圏でディスカウントスーパーを展開するオーケー(横浜市)との争奪戦になっている百貨店大手、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの荒木直也社長(64)が毎日新聞の取材に応じた。「価格訴求ではなく、地域密着型スーパーの連合体をつくることで(関西スーパーも)企業価値が上がり、株主にも中長期的に利益を提供できる」と自社の経営統合案の優位性を強調し、オーケーをけん制した。

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関西スーパーは29日に開く臨時株主総会に、H2Oとの経営統合案を諮り、出席株主の3分の2の賛同を得られれば可決される。オーケーは、経営統合で関西スーパーと合流するH2O傘下の食品スーパー「イズミヤ」と「阪急オアシス」で赤字が続いていると指摘。関西スーパーの株主に対し統合案に反対するよう求めるなど攻勢を強めている。

荒木氏はオーケーの指摘に対し「赤字は不採算店舗の整理に伴う損失によるもの。恒常的な赤字というより、構造改革による特別な赤字だ」と反論した。改革の効果として、関西スーパーも含めた3社の2022年3月期の営業利益計73億円(見込み)が26年同期に計135億円になるとし、「(仕入れの共通化など)経営統合による効果を含めるとさらに増える」と強調した。

また、低価格を売りにするオーケーについて「(関西スーパーとは)業態が違う。安く売ろうと思うと、それ以外のサービスや店頭のディスプレー、季節の販売促進活動などがおろそかになる」と主張した。【井口彩】

毎日新聞

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