井納、花丸!巨人デビュー1回1安打0封 開幕3戦目3・28先発有力

井納、花丸!巨人デビュー1回1安打0封 開幕3戦目3・28先発有力

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/02/23

フリーエージェント(FA)権を行使してDeNAから加入した巨人・井納翔一投手(34)が22日、那覇キャンプでの紅白戦に先発し、移籍後初実戦で1回無失点と好投した。調整が順調に進めば開幕ローテーション入りは確実で、3月28日の古巣との開幕3戦目・DeNA戦(東京ドーム)での登板が有力視される。同じくFAでDeNAから新加入の梶谷隆幸外野手(32)は「1番・右翼」で先発して1盗塁。新戦力が初実戦でシーズンへ期待を持たせた。

あいさつがわりの一球にナインがどよめいた。一回だ。白組で先発した井納が松原に外角の直球を投げ込むと、「バキッ」と鈍い音が響いて遊ゴロに。2球目でいきなりバットをへし折った。

「多少力みもあったが、修正して投げられた。投げたいところに投げられている感じがあってすごくよかった」

主力中心のS班で調整してきた通算50勝右腕にとって、これが移籍後初実戦。直球は140キロ台中盤をマークしてコースにズバズバと決め、1回1安打無失点の上々デビュー。原監督は「とっても順調。制球力があるね」と拍手を送った。

天然な言動で以前から「宇宙人」の愛称で親しまれてきたが、早くもそのキャラを生かしてチームに溶け込んでいる。13日に57歳の誕生日を迎えた宮本投手チーフコーチには、那覇から宮崎へ電光掲示板を通じてメッセージを送った。

「オ誕生日オメデトウゴザイマス。宇宙カラ移住シテ来マシタ井納デス。調整ハ順調デス。by進撃の宇宙人」

ただ、大雨でスタジアムは使われず、ほぼ人目に触れないというトホホな結果に…。それでもこの日はツイッターに「オツカレサマデス!井納デス!1イニング無失点で抑えられました。」と投稿すると、CS放送「日テレG+」のキャンプ中継で取り上げられ、フォロワーが1000人以上急増。コーチとの“交信”は不調に終わったが、ファンとの交流には成功した。

井納と同じくDeNAから移籍してきた梶谷も持ち味を発揮した。白組で先発し、安打こそ出なかったが、2打席目は四球で出ると、すかさず二盗に成功。14年に39盗塁でタイトルを獲得した韋駄天は「投手のクイックを見て『あ、いけるな』と思って」と迷わずスタートを切った。

井納は原監督から「150投球回を」と指令を受け、順調なら開幕3戦目の古巣・DeNA戦での登板が有力。昨季リーグ2位の打率・323をマークした梶谷は1番での出場が期待され、この日初披露となった坂本、丸との新上位打線「カジサカマル」は相手にとって脅威となる。原監督は「順調だと思います」とニッコリ。セ・リーグ初となる、同一球団からのFA“ダブル獲得”。投打の2人が9年ぶり日本一奪回の原動力になる。(伊藤昇)

No image

移籍後初実戦で好投した井納。宇宙人キャラで早くも溶け込んだ (撮影・中井誠)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加