「明日が楽しみになる作品」染谷将太、町田啓太がアツく語る、宮藤官九郎の時代劇とは!?

「明日が楽しみになる作品」染谷将太、町田啓太がアツく語る、宮藤官九郎の時代劇とは!?

  • ステラnet
  • 更新日:2022/11/25
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正月時代劇「いちげき」
2023年1月3日(火)総合/BS4K 午後9:00~

脚本・宮藤官九郎、主演・染谷将太で送るNHK正月時代劇「いちげき」。原作は、小説『幕末一撃必殺隊』を原案にしたコミック『いちげき』。幕末、薩摩藩が討幕目的で極秘に結成した御用盗に対抗するため、百姓を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描く痛快青春エンターテインメントだ。
一撃必殺隊・隊士、丑五郎を演じる染谷将太さんと市造を演じる町田啓太さんに、今作への思いや見どころを聞いた。

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——新春の風物詩、「正月時代劇」に出演が決まったお気持ちは?

染谷 素直にすごくうれしかったです。座組を拝見して、一視聴者としても「これは見たい!」と思える作品でした。参加させていただけることが、とても幸せでした!

町田 僕もうれしかったですね。時代劇はとても魅力的なジャンルだと感じています。さらに今回は、「これまでとは少し違った時代劇にしたい」という挑戦心にもくすぐられました。そして何より今回、染谷君と初めて共演できることがとてもうれしくて。
原作をご覧になっている方もたくさんいらっしゃると思いますが、原作とはまた違った描き方もされていますので、ぜひ楽しみにしてもらいたいです。

——今回、おふたりは初共演ということですが、感想はいかがですか?

染谷 町田さんは、そばにいてくれるだけで安心するんです。
町田 ありがとうございます(笑)。

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染谷 普段は、役者さんとあまり演技の話をしないのですが、町田さんとは、「このシーンはどうしますか」「僕はこう演じてみますね」と、自然とお話しすることができました。本当に助かりましたし、楽しかったです。またご一緒できることを願っています。

町田 お芝居の話をあまり現場でされないことを今初めて聞いたので、ちょっとびっくりしています(笑)。というのは、「どうしたら『いちげき』をよりおもしろくできるか」「宮藤さんの脚本を活かすにはどうしたら良いのか」といった考えを僕らと共有してくださったのが本当にありがたくて。現場の空気感もすごく良かったんですよ。染谷君が現場を引っ張ってくださる姿に「さすがだな!」と、たいへん感銘を受けました。

——台本を読まれた感想と役の印象を教えてください。

染谷 今回は時代劇というより、“「いちげき」という名の世界” だと感じています。宮藤さんのオリジナリティーあふれるセリフや、当時は使っていなかったであろう言葉や所作も出てきます。もちろん最低限の所作はありますが、バラエティー豊かな作品なので “言葉遣いや所作を気にしない” ことを気にしていましたね。とても面白い経験となりました。

町田 僕も台本を初めて読んだとき、普通の時代劇にはない言葉づかいや動きがたくさんあって驚きました。逆にいえば、“今まで見たことないような時代劇”が誕生しましたので、そういった部分も含めて楽しんでいただけたらと思います。

染谷 宮藤さんの脚本は本当に面白くて、現場で笑うこともたくさんありました。なかでも印象に残っているのは、一撃必殺隊の一人が「イェェェイ!」と叫ぶシーン。思わず笑ってしまいましたね。

町田 僕も笑いました。「イェェェイ!サムラァ〜イ!」って叫ぶんです(笑)。ほかの時代劇では見ることがない場面ですね。あと、シーンごとの落差もおもしろかったです。シリアスなシーンを演じていたかと思うと、次のシーンではみんな普通に会話をしていたり……。宮藤さんならではのストーリー展開もこのドラマの魅力です。

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染谷 今回、自分が演じた丑五郎(ウシ)は動物的な勘が強い人物です。基本的には冷静ですが、ものすごく天然なところもあります。そして、これはほかの一撃必殺隊のメンバーにも共通する部分ですが、ウシは「恩着せがましくないヒーロー」なんです。不器用ではあるけれど、素直な正義感を持っている。そんなウシを演じることができて、とても楽しかったです。

町田 今回、良い意味でバカなキャラクターが集まっています(笑)。僕が演じる市造(イチ)は、人一倍武士に憧れながらも、武士へのねたましさを合わせ持つ人物。その思いをストレートに出す、裏表がない感じが、ウシとはまた違ったベクトルで面白かったですね。ウシと少し対立する場面もあるのですが、楽しく演じさせてもらいました。

染谷 また、松田龍平さんが演じる、元新選組隊士の島田幸之介も、とても魅力的な役です。ウシたちに剣術を指南する役どころですが、龍平さんが淡々と演じているんです。そして気づいたら、感動するシーンもどんどん生まれていて。一緒に演じるなかで、たくさんの刺激を受けました。

町田 松田さんとも、今回初めての共演でした。オンとオフが全然変わらないといいますか、現場に来て、そのままお芝居されるような印象。力を抜きながらも、いろいろなことを感じて、考えていらっしゃるのがやはりすごいなと。だから、「松田さんは次どんな言葉を発するんだろう、どういうふうに動くんだろう」と、すごく楽しみだったんです。松田さん演じる島田がいるからこそ、一撃必殺隊ならではの空気感が出ていると思います。皆さんも、きっと島田から目が離せなくなるはずです。

——今回、どんなところに“新しい時代劇”らしさを感じていますか?

染谷 農民が集められ、「一撃必殺隊」とよばれる特殊部隊を作り上げて戦うというストーリーに、まず新鮮さを感じました。身分の違いもある中、権力と戦い、もがいていく——その生きざまを描くことが新しいなと。そして、コミカルに描きながらも、心理描写はしっかりと丁寧に描いています。一人ひとりのキャラクターの思いが伝わる、胸にジンとくるドラマですね。

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町田 これは僕の勝手な考えですが、侍や武士をテーマにした作品は、“カッコいい生きざま”をメインに描くことが多いのかなと思います。ただ、今回の主役は農民たち。血筋や出自によって、生き方が決められてしまう時代に、それを変えようと奮闘する。このテーマがすごく新しいなと。そしてウシたちは、大義名分をかかげているわけではなく、「自分たちがどう生きたいか」にフォーカスしています。だからこそ、彼らが生み出すエネルギーに、僕は大いに共感しました。
また、今作の「語り」は講談師の神田伯山さんです。一撃必殺隊の世界が講談によって語られていくのも斬新ですよね。

染谷 そうですね。僕らが何をやっても、神田さんの講談の力強さと説得力で、すべて回収してくれるんじゃないかと。神田さんに甘えて、自由に演じたところもあります(笑)。講談によって、より作品が引き締まっていると思います。

町田 同感です。パワーのある講談が「いちげき」の世界観をさらに面白くしてくれていると思うので、完成した映像を見るのが楽しみです。神田さんの講談が、どんどん物語を動かしてくれるんですよね。僕らは、いわば講談によって語られる物語に存在している人物でもあって。そんなところも楽しく見ていただけると思います。

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——今作の中で、現代を生きる私たちにも響くと感じる部分をお教えください。

染谷 今回この作品に携わって、「生きるうえでの『自由』って何だろう?」とすごく考えさせられました。もちろん当時より現代の方がはるかに自由だと思いますが、人それぞれの生きづらさはもちろんあるわけで。「いちげき」に出てくる人物は、人生で何に価値を見出せばいいか、悩みもがく中で表現しています。その姿に感銘を受けました。

町田 困難や壁にぶつかったとき、自分がどういう選択をするかによって、その後の生きざまや生活環境が変わってくると思います。今作に参加して、「自分はどう生きるべきなのか、そのためにはどういう行動をとればいいのか」、自問自答しました。「いちげき」を見ることで、人生の選択肢を増やすひとつのきっかけになればうれしいです。

——最後に視聴者へのメッセージをお願いします!

町田 本当にたくさんの魅力が詰まった作品です。「今年もがんばっていこう!」という熱いエネルギーが感じられるドラマなので、ぜひお正月に見ていただきたいですね。皆さんがこの作品をどんなふうに楽しんでくださるか、僕自身もとても楽しみです。

染谷 時代劇が好きな方はもちろん、全く時代劇を見てこなかった方でも気軽に楽しめる作品です。立ち回りもあって、笑って泣ける、お正月にふさわしい爽快なドラマになっています。見終えた後は、明日がちょっと楽しみになると思います。ぜひ、ご覧ください。

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〈衣装協力〉 【染谷将太】 サスクワァッチファブリックス sasquatchfabrix.com ビームスF 03-3470-3946 【町田啓太】 BERLUTI お問い合わせ ベルルッティ・インフォメーション・デスク0120-203-718

ステラnet 編集部

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