W杯に帰ってきた"ピクシー" セルビアのストイコビッチ監督

W杯に帰ってきた"ピクシー" セルビアのストイコビッチ監督

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/11/25
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【ブラジル-セルビア】前半、選手たちに指示を出すセルビアのドラガン・ストイコビッチ監督=カタール・ルサイルのルサイル競技場で2022年11月24日、宮武祐希撮影

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグG組は24日、セルビアが0―2でブラジルに敗れた。

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W杯の舞台に「ピクシー(妖精)」が帰ってきた。セルビアを率いるストイコビッチ監督は優勝候補相手に波乱は起こせなかったが、「前半は彼らとほぼ互角だった。ブラジルに負けることは恥ずかしいことではない」と次戦を見据えた。

セルビアは序盤からサイドを広く使い、ブラジルのハイプレスに対抗。恐れずに後方からつないで攻撃を組み立てた。相手の強力攻撃陣を徹底マークして自陣を固めるのも選択肢だっただろう。ただ、華麗なプレーから「ピクシー」の愛称で親しまれたストイコビッチ監督は「それは私のサッカーのスタイルではない」。前半はスーツにネクタイ姿だった指揮官も最後はノーネクタイで熱く指示を飛ばして選手を鼓舞し、敗戦を悔しがった。

現役時代は卓越した技術を土台とした攻撃サッカーで「東欧のブラジル」と呼ばれた旧ユーゴスラビア代表の中心選手として活躍し、1990年イタリア大会で8強入り。その後、内戦に翻弄(ほんろう)されて全盛期にあった94年アメリカ大会出場はかなわなかったが、98年のフランス大会も16強入りに貢献した。2021年にセルビアの監督に就任すると、パスワークを重視するスタイルを植え付けて欧州予選を無敗で突破し、カタールの地に降り立った。

「W杯に参加できるのは素晴らしいこと。しかし、選手、コーチとして私は何千回もこのようなスタジアムを経験した。だから特別な感情は湧かなかった」

もちろん、出るだけが目標ではない。感慨にはひたらず、自身の役割に集中する。【ルサイル長宗拓弥】

毎日新聞

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