
ポーズをとるヤクルト・長岡秀樹=マツダスタジアム(撮影・甘利慈)
(セ・リーグ、広島3-5ヤクルト、5回戦、ヤクルト4勝1敗、14日、マツダ)ヤクルトが逆転勝ちで首位に再浮上した。1点を追う八回に4番・村上が2打席連続の11号同点ソロを放つと、さらに1死二、三塁の好機をつくり、8番・長岡のこの日3本目の安打となる中前適時打で勝ち越した。九回には3番・山田の7号ソロで突き放した。七回を無失点に抑えた3番手・コールが来日初勝利を挙げた。試合後の長岡のヒーローインタビューは以下の通り。
--ナイスバッティングでした
「ありがとうございます」
--首位攻防戦をチームとして勝ち切った気持ちは
「接戦をものにできたので、よかったと思います」
--八回1死二、三塁、どんな思いで打席に向かったか
「先輩たちがつないでくれたチャンスだったし、守備のほうで取れるアウトを取れず、失点したケースもあったので、なんとか取り返したいと思って打席に入りました」
--打った瞬間の手ごたえは
「いい感じに詰まって、いいところに落ちてくれました」
--ランナーが生還してガッツポーズ。あの時の気持ちは
「ベンチの先輩方がすごく喜んでくれていたので、それに応えたガッツポーズでした」
--4月2日以来の猛打賞の活躍で、明日にもつながるか
「そうですね。明日もこの勢いのまま行ければいいと思います」
--プロ3年目で躍動を続けているが、どんなことを大事に試合に臨んでいるか
「初心を忘れずに、少し慣れてきちゃう部分もあると思うんですけど、開幕戦のような初心で、これからもずっと毎試合出続けられればと思います」
--首位に返り咲いた。ファンにメッセージを
「これからもっともっと厳しい試合が続くと思いますが、選手みんなで頑張りますので、応援よろしくお願いします」