【球界ここだけの話(2204)】将来の監督候補に? 原監督が語った桑田コーチ招へいの理由

【球界ここだけの話(2204)】将来の監督候補に? 原監督が語った桑田コーチ招へいの理由

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/01/13

巨人は12日、球団OBで現役時代に通算173勝を挙げた桑田真澄氏(52)が1軍の投手チーフコーチ補佐に就任すると発表。巨人には2006年の退団以来、実に15年ぶりの復帰となり、ファンをアッと驚かせた。

電撃就任の“仕掛け人”は原辰徳監督(62)だ。仕事納めの昨年12月28日に山口オーナーに「戦力になってもらいたい人がいる」と相談。同意を得ると、仕事始めの1月5日に直接会談してオファーした。

2008年3月の引退表明以来、桑田氏は評論家として活動。東大大学院で動作分析などの研究にも携わってきたが、プロ野球のコーチを務めるのはこれが初めてだ。原監督は、桑田氏の就任会見でオファーの理由を「ユニホームを脱いでからも勉強している。私がこういう風にしてくれというのではなく、大いに自分のものを出してもらう」とした上で、こうも語った。

「ジャイアンツは“つなげる”という部分がとても重要です。90年近く歩んで、また目標に進んでいるという点においては、いろんな先輩たちがつなげてきております。そういう中で、一端を桑田真澄にも役割を持たせたいという思いが非常に強かったですね」

2019年に3度目の監督に就任した際、球団から求められたのは勝利と指導者の育成だった。今年の新春インタビューでは「3回目の監督を受けた時点で、まずは勝つこと。その次に“つなげていく”こと。私も長嶋さん、藤田さん、王さんからつなげていただいた」とも語っていた。

昨年に阿部2軍監督が誕生し、今年は杉内、村田両コーチが1軍に昇格。監督通算14年で9度のリーグ制覇を成し遂げた指揮官が、次の世代を担う40代の若い指導者たちに帝王学を授ける中、桑田氏も今回のコーチ就任で俎上に載ったことは確かだ。

背番号「73」は恩師の藤田元監督が付けた番号で、桑田コーチは「指導者としてもエースになれるように」と言った。それを聞いた原監督はすかさず「誰かのを奪ったわけではなくて、ちゃーんと空いていた。自然の流れの中でなるべくしてなってくれたのかな」と付け加えた。いつかは原監督もバトンを渡すときが来る。桑田氏が将来の監督候補になったと考えるのは早計だろうか?(伊藤昇)

No image

リモート会見で巨人・原監督とグータッチをする桑田真澄コーチ(球団提供)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加