新型コロナの拡大が福島県の救急現場にも深刻な影響 救急断られるケースも

新型コロナの拡大が福島県の救急現場にも深刻な影響 救急断られるケースも

  • 福島中央テレビ - 福島県内ニュース
  • 更新日:2022/11/25
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新型コロナウイルスの感染拡大で、医療の現場に深刻な影響が出始めています。

心配停止でも患者の受け入れを10件以上断られたというケースが出ています。

24日、福島県内で新型コロナ感染が確認されのは、郡山市で447人、会津保健所管内で413人、いわき市で336人、県の陽性者登録センターの591人などあわせて2978人。

先週の同じ曜日より1050人増加し、確保病床の使用率は55.4%に悪化しています。

感染拡大により大きな影響を受けているのが医療の現場です。

二次救急を担う郡山市の総合南東北病院で、救急集中治療科を担当する橋本克彦科長に伺うと「8月、9月、10月は、月に600台を超える搬送数で、これは南東北病院、この10年間、記録が残っているのを確認しただけでも、一番多い救急搬送台数でした」と話します。

問題はそのため、通常は受けられる医療が受けられず、深刻なケースが増えていることです。

■南東北病院 救急集中治療科 橋本克彦科長

「我々としては非常に危惧しているんですけど、通常の緊急疾患や手術を必要とする患者様への対処対応がひっ迫しているというのが問題です。例えば、脳卒中、心筋梗塞、大動脈解離、お腹の感染症などですね。緊急で手術や対応が必要な患者様が、新型コロナ疑いになってしまうですとか、新型コロナの患者様の対応のために救急受け入れができない。心肺停止の患者さんは、通常であれば数分で受け入れ先が決まる事が多いんです。1件目、2件目で決まる事が多いんですけど、心臓が止まっている、そういう方が10件以上断られ、行く場所が見つからないなんていうことも実際起っているようです」と危機感をあらわにしました。

感染拡大が続く中、これからの時期特に年末年始などは、休みとなる病院も増えるため、救急車の利用は特に注意が必要です。

橋本科長は「熱が出て、すぐ救急車を呼んでしまう、そういうのは、やはり控えた方がいいかなと思います。ワクチンを打っている方、リスクが低い方は、適切に日中の開業医さん、またはご自身で薬を使って欲しい」と話しています。

医療資源が限られる中、適正な救急車の利用などが求められています。

福島中央テレビ

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