「あのときキスしておけば」第1話の感想:ポンコツ青年の平凡で退屈な日常の「終わりの始まり」

「あのときキスしておけば」第1話の感想:ポンコツ青年の平凡で退屈な日常の「終わりの始まり」

  • cinemas PLUS
  • 更新日:2021/05/04
No image

松坂桃李が主演するテレビ朝日・金曜ナイトドラマ枠「あのときキスしておけば」が、2021年4月30日に放送スタートとなった。

「セカンドバージン」「家売るオンナ」など、数々の恋愛ドラマを手がけてきた大石静による完全オリジナル脚本の本作は、主人公の青年が出会って恋した女性の魂が見知らぬおじさんの中に乗り移ってしまったことから始まる異色のラブコメディー。

ポンコツで何かと不運に襲われる主人公・桃地のぞむを映画にドラマに大活躍中の松坂桃李が演じ、のぞむが恋する漫画家の女性・唯月巴を麻生久美子、巴と入れ替わってしまうおじさん・田中マサオを井浦新が演じる。

本記事では、毎週放送終了後に感想を記していく。

もくじ

・第1話あらすじ&感想

・第2話あらすじ&感想

・第3話あらすじ&感想

・第4話あらすじ&感想

・第5話あらすじ&感想

・第6話あらすじ&感想

・「あのときキスしておけば」作品情報

第1話あらすじ&感想

第1話あらすじ

No image

『スーパーゆめはな』で青果担当として働く桃地のぞむ(松坂桃李)。何をしても鈍くさく不運な彼は、 運んでいたトマトをうっかりぶちまけても、清掃員の田中マサオ(井浦新)には舌打ちされ、手助けもしてもらえない。夢や目標も、まして恋愛願望もあるはずもなく…唯一の楽しみは、大好きな漫画 『SEIKAの空』を読むこと、というなんとも地味すぎる日常を送っていた。

一方、『SEIKAの空』作者・蟹釜ジョーとして執筆活動に励む唯月巴(麻生久美子)。世間の人々 は“蟹釜ジョー”を男性だと思っており、ストーリー展開に悩んだり、ときにSNSでアンチから攻撃を受けたりしながらも、『週刊少年マキシマム』副編集長であり元夫でもある高見沢春斗(三浦翔平)のサポートを受けながら、人気を確固たるものにしていた。

そんなある日、2人はまさかの出逢いを果たす。

スーパーのレジでクレーマーに絡まれていた桃地を、華麗なキックで救ったのは、なんと買い物途中だった巴。この出来事を機に、運命の歯車が回り始める――。

以来、巴の正体が気になり、また会える日を心待ちにしてしまう桃地。数日後、偶然にも巴と再会を果たした桃地は、なぜかあれよあれよという間に自宅に招き入れられ、衝撃の事実を告げられる。

――「蟹釜ジョーは男じゃないの。私なの。」

世界一尊敬する大ヒット漫画家を目の前にし、感動のあまり言葉を失う桃地。あまりにも純粋なファン心を買われたのか、突如巴に高額バイトとして雇われることになる。トイレットペーパーを買い出し、風呂を掃除し、食事を作り、電球を変え…時にご褒美として、まだ世に出ていない『SEIKAの空』の原稿を読ませてもらい涙する日々。

セレブすぎる巴の生活に理解が追いつかない桃地だが、徐々にこの“シンデレラボーイ生活”にも慣れ始めた頃…2人の恋は、突然に終わりを告げる――。

なぜ彼女は、おじさんになったのか――。

たとえどんな姿でも、僕はあなたに恋をする。

果たして、桃地と巴の運命は…!?

第1話の感想:ポンコツ青年の平凡で退屈な日常の終わりの始まり

前クール「天国と地獄~サイコな2人~」で男女入れ替わりという設定があった今クールでも男女入れ替わりモノが登場。続くときは続く。しかし、当たり前だが、作品それぞれ、全く違う。今回は、ヒロインの中身が見知らぬおじさんの中に入ってしまい、主人公と恋をする……? という物語だ。

主演の松坂桃李演じる桃地はスーパーで働くポンコツ店員。

トマトを運べば全部落としてダメにしてしまうし、クレーマーに詰め寄られてもおどおど。困っている人がいても助けられず、ただ、それを気にしないわけではなく、助けられなかったことを後で悔やんで落ち込む。

何をやってもうまくいかない、もしかして過去にがんばったことがあるけど報われなかったという経験があったりするのだろうか。

そんな桃地が愛してやまない漫画が『SEIKAの空』。その作者である唯月巴と出会い、なぜか家政夫として雇われるようになる。

あっという間に唯月の一挙一動に振り回されるようになる桃地。LINEの返信がなければ落ち込み、頼りにされれば表情も明るく、スーパーの仕事だってがんばっちゃう。言ってみれば素直な男なのである。でも、押し倒されてキスを迫れれば「そういうつもりじゃなかった」と言う。そういうつもりじゃなくてもキスぐらいしておけよ、と唯月にも言われるができないシーンに桃地という人格が凝縮されている気がする。

そんなふたりだけどなんだかんだでいい雰囲気になったと思ったら、飛行機事故で彼女を失うことに……。が、その魂は井浦新演じる田中マサオの中に。

大切な人の死だけで十分すぎるぐらい衝撃的なのに、見知らぬおじさんに自分はそのあなたの大切な女性なのだと名乗られたら控えめに言って気が狂う。

でも、桃地のことだから、そんな唯月のためにがんばってしまうんだろう。

ひたすらカッコイイ役もいわゆるクズな役も演じこなす松坂桃李だが、一番難しそうな「どこにでもいるっぽい人間」の役もハマる。唯月に「使用人も美しくないと」と言ってスーツに着替えさせられたところでそのスタイルの良さにハッとしてしまうけれど。変なパーカーもに合っちゃうからズルい。

+オタク的要素があると更にイキイキとしてくる。偶然、『SEIKAの空』の最新話を手にしてしまったときの様子、わかりすぎる……とりあえず身を清めてから読もうとするのもめちゃくちゃわかる。普段はおどおどしているのに、作品の魅力について語りだすと流暢になるのも、憧れの人を目の前にしたらちょっとばかり大胆になってしまうのもわかりすぎる!! そういう松坂桃李が見られるのも楽しいんだけれど、2話からは変わっていくのだろうか……それはちょっと寂しい。

脚本は「セカンドバージン」や「家売るオンナ」の大石静氏ということで、そのセリフ運びやどのようなラブコメが展開されるのか期待大である。

→目次へ戻る

--{第2話あらすじ&感想}--

第2話あらすじ&感想

第2話のあらすじ

No image

初めての沖縄旅行に向かった桃地のぞむ(松坂桃李)と唯月巴(麻生久美子)だが、搭乗する飛行機がなんと事故に遭遇…!搬送された病院で目を覚ました桃地は、巴が亡くなった…というニュースを目にして茫然と立ち尽くす。

そんな桃地に、泣きながら話しかけてきたひとりのおじさん(井浦新)。猛烈な力で桃地の腕をつかんだおじさんは、涙と鼻水を流しながらこう言った――「桃地、私、巴なの」。

到底信じられるわけもない状況に、恐れ慄き、おじさん(=オジ巴)の腕を振り払い、逃げ出す桃地。しかしなんとそのおじさんは、東京に戻ってきた桃地の自宅までついてきて、半ば無理やり家に上がりこんできた…!?

一方その頃、『SEIKAの空』を連載する『週刊少年マキシマム』編集部は、蟹釜ジョー(=巴)急逝の報に揺れていた。副編集長であり、巴の元夫でもある高見沢春斗(三浦翔平)は涙を隠して気丈にふるまいながら、蟹釜ジョーの訃報を世間に公表すべきだと主張。遺族でもある巴の母・妙(岸本加世子)の許可を取り、お別れの会なども計画しようという話も持ち上がっていた。

この“おじさん”は何者なのかー。

もしかして新手の詐欺なのか?僕は騙されているのではないだろうか…?

勘ぐりながらもうっかり、巴と名乗るおじさんと同棲生活をスタートさせてしまう桃地。そんな中、突然訪ねてきた高見沢から、巴の葬儀の日程を知らされることに。 「私が本当に死んでるのか確かめたい」―そう頼み込まれた桃地は、巻き込まれるような形でオジ巴と共にお通夜に参列することに。

しかし、なんと突然オジ巴が「ママ―!」と号泣絶叫して走りだしてしまい、お通夜は大パニックに…!?

果たして“変なおじさん”の正体とは…?

桜舞い散る中で、桃地が交わした“約束”とはー。

第2話の感想

放送後に記載します。

→目次へ戻る

--{第3話あらすじ&感想}--

第3話あらすじ&感想

第3話あらすじ

放送後、随時更新予定。

第3話の感想

放送後に記載します。

→目次へ戻る

--{第4話あらすじ&感想}--

第4話あらすじ&感想

第4話あらすじ

放送後、随時更新予定。

第4話の感想

放送後に記載します。

→目次へ戻る

--{第5話あらすじ&感想}--

第5話あらすじ&感想

第5話あらすじ

放送後、随時更新予定。

第5話の感想

放送後に記載します。

→目次へ戻る

--{第6話あらすじ&感想}--

第6話あらすじ&感想

第6話あらすじ

放送後、随時更新予定。

第6話の感想

放送後に記載します。

→目次へ戻る

--{「あのときキスしておけば」作品情報}--

「あのときキスしておけば」作品情報

壊滅的にポンコツで、夢もなく覇気もなく生きていたスーパーの従業員・桃地のぞむ。

唯一の趣味が漫画を読むことだった桃地は、ある日、大好きな漫画の作者・唯月巴と出会い、お近づきに…。

なんやかんやといい感じになり始めた矢先、彼女は事故で帰らぬ人になってしまう!

涙にくれる桃地の前に現れた見知らぬおっさんの口から出たのは衝撃的な言葉だった!

「モモチ、私が巴なの」

え、僕の大好きな彼女はおじさんの中に入ってしまったの…?

松坂桃李主演、恋愛ドラマの名手・大石静が描く前代未聞の“入れ替わり”ラブコメディー、開幕!

放送日時

2021年4月30日(金)スタート。毎週金曜夜23:15~

放送局

テレビ朝日系24局 (※一部地域で放送時間が異なります)

出演

松坂桃李

麻生久美子

井浦新

三浦翔平

岸本加世子

MEGUMI

猫背椿

六角慎司

阿南敦子

うらじぬの

角田貴志

藤枝喜輝

川瀬莉子

板倉武志

窪塚愛流

主題歌

「愛しい人」/SUPER BEAVER(Sony Music Labels Inc.)

オープニングテーマ

「幸福なわがまま」/三月のパンタシア(Sony Music Labels Inc.)

脚本

大石静

演出

本橋圭太

日暮謙

Yuki Saito

音楽

河野伸

ゼネラルプロデューサー

三輪祐見子(テレビ朝日)

プロデューサー

貴島彩理(テレビ朝日)

本郷達也(MMJ)

制作

テレビ朝日

MMJ

公式HP

金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』|テレビ朝日

動画配信

EPISODE 01|テレ朝動画

あのときキスしておけば - TELASA(テラサ):映画・ドラマ・アニメが見放題!

公式Twitter

【公式】あのときキスしておけば(金曜ナイトドラマ)さん (@anokiss2021) / Twitter

キャスト/スタッフ コメント

松坂桃李 コメント

台本を読んだ時、これは新しいジャンルの作品だ。予測のつかない面白さが生まれる気がしました。正直、一体どういうことなんだろう?と何度も読み返しては読み進める、そんな本でした。
麻生さんとは大河ドラマ以来の共演ですが、コミカルなお芝居もシリアスなお芝居も魅力的に演じ分ける方なので、この作品においても信頼できるヒロインになって下さると思っています。井浦さんとは初共演なので未知数です。これまで様々な作品で目にしてきた井浦さんとも違う新たな井浦さんのアプローチが見られそうで、今からどう立ち向かおうかと試行錯誤しています。
誰しも人生で一度は「あの時、こうしておけばよかった」と思う瞬間を経験しているのではないでしょうか。そんな瞬間を柔らかくポップに皆様にお届けできるように作り上げていきたいです。そして、井浦さん演じる田中マサオと麻生さん演じる唯月巴を桃地として全力で愛していけたらと思っています。

麻生久美子 コメント

台本を読んでまず、設定が非現実的で面白く、二人で一人の役を演じるということも新鮮で惹かれました。圧倒的な才能の持ち主でセレブの女性が、中年のおじさんの中に入ってしまうことで起こるさまざまな出来事。それが面白くもあり、切なくもなるというストーリー展開が素晴らしくて、今は先が気になって仕方ありません。
私が演じる唯月巴は強さと弱さを併せ持った、才能溢れる天才。その人物を私と井浦新さんの二人で演じるという新たな挑戦をします。“二人一役”という、共同作業が必要になりそうなところもまた私にとっていい経験になると思いますし、キャラクターに深みが出そうで楽しみです。今まで演らせていただいたことがない役ですので、思い切って振り切って演じたいと思います。
松坂桃李さんとは大河ドラマ『いだてん』で少しだけ、井浦さんとは映画・舞台・ドラマなどを経て今回また久しぶりにご一緒します。長身なお二人の恋愛模様がどのような感じで描かれるのか楽しみですよね。
コメディー作品は本当に毎回難しく、挑戦だと思っています。一風変わった恋愛ホームドラマになるかと思いますが、毎週放送を楽しみにしてもらえる作品にできたらいいなと思っています。

井浦新 コメント

友人でもある貴島彩理プロデューサーからお話をいただき、即答で「やりたいです」とお返事をしたんですが、台本を読んだ今はちょっと後悔しています(笑)。
物語はもう、それはそれは面白くて、1話だけでも「なんだこれは!」というくらいのボリュームの出来事が起きるので、松坂桃李くんと麻生久美子さんの恋模様の部分などもとても楽しく読んでいたのですが、いざ自分の役柄として台本と向き合うと、展開もすごいし、セリフも膨大で、きっと撮影は大変になるだろうなと逃げたくなってしまいました(笑)。
今回の役に関しては、まだどんな風にお芝居をしよう、というイメージは固まっていないのですが、「何か新しいことをしたい」という気持ちは強く持っています。僕自身、“ラブコメ”は初めてで、46歳にして“ラブコメ”をやるなんて思ってもいなかったですし、ヒロインを演じるのも初めて。チャレンジづくしの良い機会をいただいたので、今まで見たことのない井浦新をお見せしたいと思っています。
そして、大石静さんのオリジナル脚本なので、その本の世界をさらにもっといい方向に膨らませていけるような作品にしたい。そのためにも現場では新しいものを作るべくワンシーン、ワンシーンを丁寧に撮っていけたらと思います。
松坂桃李さんとも初めてご一緒するので、どんな風になるのか楽しみ。そういった意味でも、もしかしたら今が一番ワクワクしているときなのかも知れません。

三浦翔平 コメント

最初に台本を読んだときに、「面白いなぁ」って感じたのが第一印象でした。桃地と巴の関係、そしてそこに入れ替わってしまったオジ巴が入って、どうやって物語が進んでいくんだろう、と大石先生が描かれる物語にすごく引き込まれました。ファンタジーでありながら、すごくコメディーな部分もあり、でもしっかりと人間味のある部分も描かれていて…。巴の魂が入ってしまった田中マサオの家族の問題ものちに描かれていくのですが、そこも笑えながらもちょっとほろっとくる場面もあったりして、いろいろな要素が盛り込まれている面白さがあると思いました。
僕が演じる高見沢は、巴の“元夫”という立場でもあり、大ヒット作品である『SEIKAの空』をともに作り上げてきた人物でもあるんですよね。夫婦だった2人の関係がなぜ壊れてしまったのか、も後にわかってきますし、巴が亡くなってしまったと聞いた後も、どこかで生きているんじゃないかと思いながら模索する姿など、感情の動かし方を楽しんで行けたらいいなと思っています。
自分の元妻でもあった女性が亡くなってしまって、しかもその魂が知らないおじさんのところに入っているなんて絶対戸惑いますし、驚きますよね(笑)。そういう部分も、真剣にやればやるほど面白いのかなって思います。お三方とも初めてご一緒するので、楽しみ! いい化学反応が起きたらいいなと思っています!

岸本加世子 コメント

最初に企画をいただいたとき、「セレブで美人の漫画家が見知らぬおじさんの身体に入ってしまうけれど、心はそのまま」というストーリーがどんな風に展開していくのか、すごく興味がわきました。
私が演じる妙は、娘を溺愛する母。突然おじさんになってしまった娘の巴とどう向き合い、どのようにして現実を受け入れていくのか、とても楽しみでワクワクしています。
今回は本当に珍しいことに、ほぼすべてのキャストの皆さんと初共演です。とても新鮮で、楽しみしかありません。
松坂桃李さんのポンコツ、井浦新さんのヒロイン(笑)もチャーミング度満点でステキです。

MEGUMI コメント

ハチャメチャな面白設定の後に漂う大切な人を想う温もり。のちの教科書に載るような時代を生きる私たちの指針になるような作品に参加出来ること、とてもうれしく思います。
私が演じる帆奈美は、アロハを着て気合いもたっぷり入ったハートフルな母ちゃん。懐の深い、ステキな女性です。
井浦新さんとの夫婦、しかもおかしな夫婦ですが、そんな中にも心を通わせられることを楽しみにしています。そして、麻生久美子さん、可愛いです。

脚本家・大石静 コメント

今回の企画は貴島彩理プロデューサーが「松坂桃李さんとこんなドラマをやりたい」と温めてこられたものでした。そのアイデアを元に私も頭をひねってストーリーを膨らませていきました。映画や単発ドラマと違い、連ドラの醍醐味は、先の展開への期待です。それは事件物であろうとラブストーリーであろうと同じです。「来週どうなる」感は、持てる能力と情熱の限りをつくして考えました。
松坂さんについては――先日、初めてお目にかかりました。手も足も首も指もスラっと長くて美しく、穏やかで品もよく、うっとりしました。これまで、エリート官僚や誠実な青年、剣の達人や人生に迷ってエロスに溺れて行く男など、あらゆるタイプの男性を演じて来られたと思いますが、今回ほど、地味でドジで気弱で、夢もない人生のビジョンもないというどうしようもない青年の役は、めずらしいのではないでしょうか? どんな風になるのか、期待に胸膨らませて待っています。
井浦新さんについては――連ドラをご一緒するのはこれで3回目です。今までは口数の少ない物静かな役をやっていただいて、本当にステキでセクシーだったんですが、今回は、わがままでよくしゃべる、感情の起伏の激しい女性が乗り移ってしまうオジサンという、ややこしい役どころです。1人2役という感じで、エネルギーのいる仕事になると思いますが、今までとは違う、ヤンチャでハチャメチャな顔が見られることを、期待しています。女性を演じることで、井浦さんの女性観みたいなものも垣間見えると、奥深いな~と思っています。
麻生さんについては――脚本家として、才能のある人を描くことに、興味があります。市井に生きる普通の人より、欲望に忠実で生命力も強く、才能ゆえに強烈な自我を持ち、孤独と不安も深く感じているヒロインを、麻生久美子さんがどんな風に演じて下さるか楽しみです。入れ替わってからは、多くの場面を井浦さんが演じることになりますが、時折現れる麻生さんのヒロインに、自信の裏側にある圧巻のはかなさと、寂しさ、愛くるしさを!と思っています。
作品については――この作品はジェンダーフリーな世界観を提示しています。そしてすべての人が抱えている終わる命の宿命や、生まれ出た以上、強く人を愛してこその人生であるという想いを込めて書いています。でもあまり難しいことを考えず、予測不能な展開のラブコメディーを楽しく笑って見ていただけたら、うれしいです。

→目次へ戻る

ふくだりょうこ

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加