熊本電鉄の『01形』
日本全国には、多くの個性豊かな列車が走っている。その魅力は車窓の美しさだけではない。 地元の方の温かい歓迎、各地の名産物を活かした食事、そして何より車両のたたずまい…。
〝いつか乗ってみたい〟列車、今回は熊本電鉄の『01形』を紹介。
※この記事は、電子版DIME3.5月号内の特集「いつか乗りたい!全国の列車旅」からの抜粋です。編集部の確認ミスにより一部間違いがございましたので、2月8日にdマガジン・楽天マガジンの情報を更新しております。また『DIME デジタルポケットスケールPRO<セブン-イレブン・セブンネット限定>』特典で電子版を2月9日より前にダウンロードされている方、Amazonで発売された電子版を2月10日より前にダウンロードされている方は、恐れ入りますがデータの再ダウンロードをお願いいたします。

かつての東京を走った列車が今は熊本の地元の足となる
熊本にはJRのほか路面電車である市電と熊本電鉄という私鉄が走っている。この熊本電鉄、ちょっと楽しい鉄道会社なのだ。同路線を走っている車両たちは、元々他の地域を走っていた車両たちで、その多くが東京の地下鉄を走っていた車両なのだ。
01形は東京メトロ銀座線で活躍していた車両で、熊本電鉄では2両編成に短縮され、活躍している。最近では東京メトロ日比谷線で活躍していた車両も登場し、東京メトロ時代の余韻を〝あえて〟残しながら、熊本の地で元気に走行している。ほかにも都営三田線の車両もいるので、ぜひ乗り比べを楽しんでほしい。

多種多様な車両が走っている熊本電鉄。広告なども東京メトロ時代のものがまだ残っている。
写真/村上悠太
文/DIME編集部