「節約のために1周あたり2秒失った」燃料系トラブル発生のリカルド、表示エラーが起きていたと判明/F1第20戦

「節約のために1周あたり2秒失った」燃料系トラブル発生のリカルド、表示エラーが起きていたと判明/F1第20戦

  • AUTOSPORT web
  • 更新日:2021/11/25
No image

ダニエル・リカルド(マクラーレン)のF1第20戦カタールGPは、日曜日にますます状況が悪くなった。スタートが芳しくなかったことと、マシンの燃料表示のエラーによってレースが台無しになったのだ。

リカルドの土曜日の予選結果は14番手に過ぎず、日曜日にはやるべき多くの仕事があった。だがスタート時にターン1の混雑で慎重なアプローチを取ったリカルドは残念ながら16番手に下がってしまい、そこから順位を挽回していった。

しかし、燃料消費量が大幅に上がったことが表示されたため、リカルドはレース後半では節約モードでの走行に切り替え、そのために後方に長く留まることになった。その後燃料表示は不正確であったことが判明した。

「すでに十分だと思っていたことをやり始めた。それでも十分ではなかった」とリカルドは燃料を節約するための努力について説明した。

「トム(・スタラード/リカルドのレースエンジニア)が、『もっと節約しなければだめだ、十分ではない』と言っていた。その時点で燃料節約のために1周あたり2秒を失っていたと思う。そのせいでブレーキが冷え、タイヤも冷えて、グリップも失っていた。下降スパイラルに陥っていた感じだ」

「レースの半分で燃料を節約していたと言える。そしてそのために僕たちはずっと遅れをとってしまった。その後トムは『燃料節約は終わりだ。最大限にプッシュして』と言ったんだ」

「トムのことだけ話しているけれど、それは僕に情報を伝えていたのが彼だからだ。でも明らかにあれはシステムエラーだったから、残念だよ。なぜならプッシュできたときは、基準値のタイムを出せると感じたからね。でも僕たちは表示エラーに翻弄されていたようだ」

No image

2021年F1第20戦カタールGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)

リカルドは矛盾した情報を与えられ、少々混乱した夕方に耐えて過ごしていたことを認めた。

「これまで経験したなかで、レース中最も多く、最も早い段階で燃料を節約しなければならなかった。君たち(記者たち)も同じくらいのペースで走れたと思うよ」

「すべてのコーナーで惰行していたが、それだけでは十分ではなかった」

「その後、システムに何が起きたのか、もしくは彼らが他の表示を見たのか分からないけれど、トムが『節約は終わり、プッシュして』と言うんだ。僕は『ちょっと待って、燃料を節約しなくていいの?』と言ったら、彼は『しなくていい、プッシュだけして』と言う。僕は『すごく混乱しているよ』という感じだった。何かが間違っていたのは明らかだ」

「僕は明るい面を見ようとして、これが表彰台のポジションを争っている時でなくてよかったと言った。もしそうなっていたら、最も辛いことになっていただろうからね。でもポイント獲得のチャンスが奪われたのは間違いない」

No image

2021年F1第20戦カタールGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)

レーススタートを振り返ったリカルドは、第1コーナーへのエントリーを慎重に行ったと語った。混雑したなかでブレーキングマーカーが見えなかったからだという。

「シャルル(・ルクレール)と(ランス・)ストロールがいて、僕は間にいたような感じだったと思う。僕はターン1がほとんど見えなかった」

「後方にいるともちろん集団を見通すのがとても難しくなる。だからどこでブレーキをかけるか基準になるところを見つけるために、ブレーキングマーカーを探すようにする。僕はそれが見えなかったんだ」

「思っていたより長く留まっていた。その後アクセルを離した。でも結局早く離し過ぎてしまったので、アウト側の多くのドライバーが隙をついて抜いていってしまった」

「後方からスタートするとこういうことが起きる。このことは僕に説明責任があるよ!」

No image

スタートで17番手までポジションを落としたリカルド。「ブレーキングマーカーが見えなかった」という

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加