ASCII STARTUPは、先端テクノロジー関連事業者のビジネスカンファレンスイベント「IoT H/W BIZ DAY 2023」を、2023年10月17日(火)~10月20日(金)に幕張メッセで開催する。
11回目となる今回は、日本を代表するテクノロジー総合展「CEATEC 2023」会場内でコラボ開催。展示エリア「スタートアップ&ユニバーシティ」にて、先進的な技術、サービス、製品など、20社以上のスタートアップ企業による展示を実施する。また、次世代向けステージ「Future Hub」で、ピッチセッションやオープンイノベーション促進をテーマにしたセミナーなども予定する。

この記事では「IoT H/W BIZ DAY 2023」出展企業紹介、第5弾をお届けする。
SOINN株式会社

【展示内容紹介】 SOINN(ソイン)は東工大発のAIベンチャー。社名になっている「SOINN」という独自のAI技術を保有し(特許取得済)、 「SOINN」を含むAI技術を駆使して、省エネAIや画像検査AI、異常検知AIなどを提供している。 省エネAIは、東京・丸の内のビル群やショッピングセンターなどの省エネを全自動で実現、家庭向け提供も可能。画像検査AIはOK品の画像100~200枚を数分で学習し、NG品を数十ミリ秒で検知する。異常検知AIは、機器や装置の通常稼働中のデータから学習し、異常の予兆を検知する。これらのAIは、学習も含め、市販PCのCPUのみで稼働するという。

出展企業:SOINN株式会社 URL:https://soinn.com/出展日:10月17日(火)~10月20日(金)
次ページ>バイオ産業の開発・生産プロセスで用いられる、AIによる自動実験最適化システム「Epistra Accelerate」
エピストラ株式会社(17日、18日のみ出展)

【展示内容紹介】 エピストラはバイオ産業の開発・生産プロセスで用いられる実験条件の自動最適化サービス「Epistra Accelerate」を提供している。 すでに大手製薬会社を含む複数の企業への導入実績もあり、理化学研究所との共同研究では、網膜色素上皮細胞への分化効率を20%以上向上させることに成功し、国際論文誌「eLife」に採択されたという。展示ではサービスの活用事例や今後の取り組み(株式会社 島津製作所との共同開発)について紹介する予定。

出展企業:エピストラ株式会社 URL:https://www.epistra.jp/出展日:10月17日(火)~10月18日(水)
次ページ>大量の3Dデジタルコンテンツ発注をシンプルにするプラットフォームを制作、bestat
bestat株式会社

【展示内容紹介】 bestatは3D画像処理をコアテクノロジーとする東大発スタートアップ。これまで製造業の設計用に使われていた3Dデジタルコンテンツだが、マーケティングや営業目的でも利用が広がっている。その一方で、3Dデジタルコンテンツの制作は高額で、発注方法が煩雑という課題があるという。 この課題を解決するため、bestatは高品質で大量の3Dデジタルコンテンツをシンプルに発注できるプラットフォームを制作。AIが3Dデジタルコンテンツを半自動で制作する最先端のアルゴリズムを実装しており、機械製造メーカーなどから引き合いがあるという。 今回の展示では、プラットフォームを利用して制作した3Dデジタルコンテンツの事例と、クローズドでリリースされているプラットフォームのデモが紹介される予定だ。

出展企業:bestat株式会社 URL:https://www.bestat-data.com/出展日:10月17日(火)~10月20日(金)
「IoT H/W BIZ DAY 2023」開催概要
■日時:2023年10月17日(火)~ 10月20日(金)10時~17時 ■会場:幕張メッセ ※「CEATEC 2023」会場内の「スタートアップ&ユニバーシティ」エリアで展開
■参加方法:事前登録制(入場無料) 「CEATEC 2023」公式サイトから来場事前登録が必要。 「CEATEC 2023」公式サイト:https://www.ceatec.com/ja/
■主催:ASCII STARTUP ■「IoT H/W BIZ DAY 2023」公式サイト:https://iot-ascii.com/
■関連サイト
ASCII STARTUP