「濃厚接触」で医療人手不足も 「待機6日目検査」で解除調整

「濃厚接触」で医療人手不足も 「待機6日目検査」で解除調整

  • FNNプライムオンライン
  • 更新日:2022/01/14
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14日の感染者が、2万人超え。
暮らしを維持するための備えが進んでいる。

午後の会見で、危機感をあらわにした東京都の小池知事。

東京・小池百合子知事「オミクロン株、本当に勢いがすさまじい。“感染は止める”、“社会を止めない”大谷(選手)の二刀流ではないが、2つとも行うことはしごく大変なこと」

東京都の新規感染者は、4,051人に。
4,000人台は、2021年の8月27日以来。

全国の感染者数は、2万人を超えた。

このまま感染が拡大すれば、想定されるのが人手不足。

お昼すぎの都内のスーパー「アキダイ関町本店」。

貴重な戦力となっているのが、パート勤めの従業員。

頭を悩ませているのが、オミクロン株の感染急拡大。

アキダイ・秋葉弘道社長「濃厚接触者も仕事できないワケですよね。(スーパーは)リモートで会社を回すってことができない」

人手不足となった場合、6店舗の一部を臨時閉店とすることも想定しているという。

生活への影響をどう食い止めるか。
鍵となるのが、濃厚接触者の待機期間の見直し。

沖縄県では、13日時点で989人もの医療従事者が、感染や濃厚接触などにより休職し、予定していた病床が確保できない事態となっている。

友愛医療センター・西平守邦医師「ギリギリのところで診療を維持しているという状況になりますので、(今後)県のフェーズに合わせた、病床アップ(確保)は不可能かなと」

現在、オミクロン株感染者の濃厚接触者に求められている待機期間は、14日間。

このまま感染拡大が続くと、社会生活の維持に支障が出るとして、専門家からは、待機期間を10日間や7日間とする案が上がっていた。

後藤厚労相「科学的知見、また専門家の意見もふまえて、早急に検討をし結論を出していきたい」

社会生活の維持に欠かせないと自治体が指定した、医療従事者や警察官などのいわゆる「エッセンシャルワーカー」について、待機6日目の検査で陰性ならば解除する方向で最終調整に入った。

それ以外の人についても、10日間に短縮する方向。

後藤厚労相がこのあと会見し、短縮幅などについて発表するとみられる。

一方、重要なのは、感染拡大自体を食い止めること。

全国の重症者は、前の日から96人増え、221人になった。

東京・小池百合子知事「ちょっと『密』じゃないですか? 皆さんもう少しばらけてください」

14日午後2時、定例会見に臨んだ、東京都の小池知事。

東京・小池百合子知事「“感染を止める”、“社会を止めない”を念頭に、対策をスピーディーに講じていきたいと考えております」

感染防止と社会活動の両立をしていく考えを強調。

東京都は、病床使用率が20%を超えた段階で、まん延防止等重点措置を、50%で緊急事態宣言の要請を検討する方針。

その病床使用率は、年明け時点では3.3%だったものの、12日の時点では13.7%、13日時点では15.1%と急増している。

街では、「(13日時点で15.1%について?)20%に行くか行かないかの話ですよね? (20%に)行く確率の方が高いのではないでしょうか」、「今のままで行くと、どんどん増えていくんじゃないか。(20%)超えるんじゃないかなと」などの声が聞かれた。

20%が目前に迫り、まん延防止措置が秒読み段階に。

新型コロナ感染者を受け入れている埼玉・三芳町の救急病院でも、入院患者が増加しつつあった。

ふじみの救急病院・鹿野晃院長「陽性者数が多くてもですね、中等症以上の方が増えなければ、そんなに医療は逼迫(ひっぱく)しないんです。けれどもやっぱり増えてきてる」

症状の軽さが強調されがちなオミクロン株。

感染者の増加とともに、中等症以上の患者が増え、入院できないという状況が起きることが懸念されている。

ふじみの救急病院・鹿野晃院長「徐々にベッドが埋まっていくと逼迫する。また自宅療養中に亡くなるというようなことが起きてくるんじゃないかと」

そんな中、15日に迫ったのが大学入学共通テスト。

東京・文京区の湯島天神。

本番を目前に控え、神頼みをする受験生たち。

大学受験生(18)「不安はあるんですけど、コロナにかからず、何事もなく合格できたらなと思います。(感染対策は?)消毒スプレーです。勉強していて、シャーペンや消しゴムを落としたら除菌してました」

会場となる大学では、感染対策を含めた準備が進められていた。

熊本大学では、会場を下見に訪れる受験生の姿もあった。

受験生「また流行してきているということで、受験するのはとても不安ですけど、その不安を力に変えてというか、みんなで一緒に受験を乗り越えていこうかなと思っています」、「この1年間、受験勉強を頑張ってきたので、今まで培ってきたものを、全部発揮できるように頑張りたいと思います」

不安を抱える中での大学受験。

大学入学共通テストでは、濃厚接触者を別室で受験させるなどの救済措置が設けられている。

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