なぜかいつも「お金が貯まらない人」たち、じつは意外な共通点があった...!

なぜかいつも「お金が貯まらない人」たち、じつは意外な共通点があった...!

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2020/08/01
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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの溝井英子です。みなさんは、しっかり貯金ができていますか? 収入が低いわけでも、贅沢をしているわけでもないのに「なぜかいつもお金がない…」という人もいるのではないでしょうか?

そういう方には「お金がない人に共通する特徴」があります。今回はお金がない人の特徴と改善策について解説していきます。

特徴1: 毎月の収支を把握していない

毎月の収支とは、収入(入るお金)と支出(出るお金)です。当然毎月の収入よりも支出が少なければ、お金は残っていきますよね。つまり、「お金がない!」という人はお金が残っていない状態ということ。

「お金がない」人の特徴は、収支を把握していないことです。クレジットカード、公共料金、スマホ代の引き落としなど、「引き落とし日」と「引き落とし額」を把握してない人は支払い前に足りなくなったり、引き落とし後に手元に資金がないというとことに怠りやすいです。

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お金の流れが把握できていないと、自分ではあると思っていても、いつの間にか「お金がない」という状態になりがちです。

そもそも「収入が高い」=「裕福、資産がある」ではありません。お金は入りと出のバランスが大切。収入が多くても支出が多ければ、資産が減り続けます。

そのため毎月どのくらいの支出があるのか、まず固定で引かれるものは、必ず把握しておきましょう。自分がいくら使っているか、「見える化」すると無駄な出費を抑えることができるように。そうすれば、お金も貯まりやすくなるはずです。

改善策:お金の流れを「見える化」して無駄な出費を抑えよう

特徴2:固定費が高い

固定費とは日々の行動や選択に関係なく、定期的に一定額が必ずかかります。お金がない人は、この固定費が高い傾向にあります。具体的には以下の項目です。

・住居費(住宅ローン、家賃)
・水道光熱費の基本料金部分
・通信費(携帯電話、スマートフォン、インターネットなど)
・生命保険損害保険の保険料
・教育費(学校などでかかる費用、給食費、習い事の月謝など)
・車関連費(車のローン、駐車場代)
・定期購入しているもの(サプリメント、使い捨てコンタクトレンズなど)
・定期支払いしているもの(ジムの月会費、スマートフォンアプリの月額課金など)

日々どんなにがんばって食費や交際費などを抑えても、家賃や通信費などの固定費の割合が大きければ節約は難しいでしょう。固定費だから仕方がないと思うのではなく、見直しが必要です。

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毎月の収入に対して固定費が見合っている、この固定費から見直すことが良いでしょう。契約プランを見直したり、解約したり、少し面倒ではありますが大きな効果が見込めます。

買いたいものや交際費を我慢して節約しても効果は小さく、継続することも難しいもの。固定費の見直しは、一度やれば無理することなく継続的に節約することが可能です。

今の固定費のなかで変えられる余地があると分かれば、即行動していきましょう。

改善策:大きな効果が見込める固定費!早急に見直しを

特徴3: 身の丈に合わない借金がある

借金には、良い借金と悪い借金があります。

良い借金としてあげられるものは、スキルアップの為の資格や免許を取得して、将来得られる収入を増やすための自己投資など。また、住宅ローンや自動車ローンといったものでも身の丈に合ったものであればよい借金と言えるでしょう。

一方、悪い借金は計画性のない娯楽費やショッピングなど、家計に悪い影響をあたえる生活を維持するための借金。「お金がない!」という人は、悪い借金を繰り返し、生活に支障をきたしているというパターンが少なくありません。

悪い借金はリボ払いで利息ばかり払い続け元本が減りません。それに段々と慣れてしまうとキャッシングでその場をしのぎ、気づくとカード会社からの借入、消費者金融からの借入が膨らみ始め、ローン破綻の入り口に足を踏み入れてしまうことになります。

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滞納し続け返済が遅れると、カード会社や消費者金融から毎日返済の電話がかかって来たりと、精神的に眠れなくなったり、まいってしまう人も少なくありません。

借金の不安を解消するには、まずは借金状況を確認し書き出すなどして視覚化しましょう。返済計画を立てていくと、具体的なイメージがつきます。
そして、一人で抱え込まずに専門家に相談するなどして対策を早めに取りましょう。とにかく、一人で背負いこまないことが大事です。

改善策:リボ払いなどはNG!借金があるなら専門家に相談しよう

特徴4: 貯金額を決めていない

具体的に手元に残るお金を増やすには、どうしたらいいのでしょうか? まずは、すごく基本から説明いたします。

× 「収入」―「支出」=貯蓄 or 投資
◯ 「収入」―「貯蓄 or 投資」=支出

「お金がない」または「お金が残らない」人は、上記のように余った金額で貯金を考える傾向にあります。余裕があったら貯金に回そうと思うものの、“成り行き貯金”では自分に甘えが出てしまいます。そして、結果的に「いつの間にかお金がない」「貯金できない」という状態に。

毎月の貯金額を明確に決めていない人は、収入がいくら増えても、貯金できない可能性があります。

というのも、収入があがれば高級マンションに住んでみたり、お金の使い方が派手になってくるというケースが珍しくないため。一度あげた生活水準を下げることができない人が多いものです。

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着実に貯金をするなら、先取り貯蓄をして、残ったお金を生活費として使っていくようにしましょう。先取り貯蓄なら自動的にお金が貯まる仕組みとなります。

貯蓄だけでなく、先取り投資も良いでしょう。というのも、投資をやっていく中でお金の使い方を身につけていくということの方が多いから。運用口座で自分のお金が増えたり減ったりしているのを見て徐々にお金に対する感覚が研ぎ澄まされていきます。

私も運用を始める前に決めていた運用計画・資金計画は以前と今と全く違うものになっています(笑)。今では定期的に修正や追加を加えながら楽しく運用しています。

改善策:先取り貯蓄をして余ったお金で生活しよう

特徴5: 「お金を働かせる」という発想がない

続いてのお金がない人の特徴は、お金を浪費したり、消費したり、「使えばなくなるもの」という考え方です。

「浪費」と「消費」は似ているようで実は全く意味が違ってきます。

価値がないものに散財した時は「浪費」。支払った金額に対して効果や期待ができなければそれは無駄遣いに当たります。

お金を出す価値がある場合には「消費」。ご飯を食べたり、光熱費だったり生きていくために必要な経費です。

しかし、支払ったお金よりもさらに価値をを生み出す場合には「投資」になります。

自分の身の丈にあった浪費であれば良いですが、お金がないという人は、支払う時にそれだけの価値があるかどうかを考えない傾向があります。

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そして、お金に対する考え方も「使えばなくなるもの」「働くしかお金は手に入らない」などと考えて「お金がないことは仕方がない」と思っているかもしれません。

お財布から出す際に少し考えるだけで残っていく額も変わってくると思います。

お金を上手に貯めていくには、“お金にお金を稼がせる”という発想が大事になります。たとえば、株式投資や投資信託、不動産投資などはお金を増やしていくもの。

貯金が貯まってきたらそうした運用にまわしてみると良いでしょう。お金をどこに置いておくかによって、その後のお金の増え方が大きく変わってきます。また、同じ金融商品でもキャピタルゲイン(売買差益)と、インカムゲイン(利子所得)というように、運用方法によっても扱い方が異なってきます。

お金を上手に貯めている人は、「少しでもお金が増える方法はないかな」とリサーチをし学びを得ています。

改善策:投資や資産形成、お金の増やし方を学んでみよう

特徴6:お金に興味がない、「儲ける=悪い事」と思っている

私たち日本人の多くは子供の頃からお金の教育を受けていません。むしろ、「お金の話はタブー」「お金の話をする人は品がない」というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

その結果として、無意識的にお金のメンタルブロックを生み出していると思います。お金を稼ぐこと、受け取ることに無意識にブレーキが働いてしまい、本来手にできるはずのお金まで無意識に手放してしまっているのです。そして、だんだんと興味が薄れていくのです。

このように、お金がない人はお金への関心が低い傾向があります。

「投資など不労所得はギャンブル、怖いもの、楽して稼ぐのは悪いこと」など考える人も。こうした考えだと、お金について真剣に考える機会さえ逃しているのかもしれません。

お金は悪いものでも卑しいものでもありません。むしろ、お金は必要なもので、人生を豊かにするもの。お金があれば、人生で経験できる選択技が増えます。

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海外では小学校から義務教育でお金の勉強をしているため、お金への知識が備わっています。そして、お金への知識がある人はお金の使い方や管理がうまく、お金を貯めることができるのです。

また、お金が好きだったり、学んでいる人は、お金を大切にしているということ。そういう人はお金を大事に扱います。

逆にお金に無関心・無頓着な人の元にはお金はやってきません。

もしあなたが「お金がない」「貯金ができない」と思うのであれば、お金の知識や仕組みを学んでみてはいかがでしょうか。お金のことを学び関心を持っていくことで、考え方や行動が変わっていき、貯め上手になることができるかもしれません。

改善策:お金は人生を豊かにしてくれる!学んで関心を持とう

コツコツ積むことで貯金体質になる

今回ご紹介した「お金がない人」の特徴は、あくまで筆者の個人的な見解にはなります。しかし、共通して言えることは、お金をコントロールすることができなければ、お金にコントロールされてしまうということ。

「お金がない」という状態を脱するために、まずはお金が出ていかない仕組みを整えることからスタートすることが必要です。同時に「お金が入ってくる仕組み」を作ると良いでしょう。

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最初は多少つらくてもコツコツと頑張って取り組むようにしてください。少しずつでも貯められるようになり自信がつけば、貯金体質になっていきます。さらに、運用に回せるようになっていくと、お金にお金を働かせることができお金が増えていきます。

そうして積み上げたものが、将来あなたの選択肢を広げてくれるはず。簡単なことからで良いのでぜひ行動してみましょう!

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