レスターにとってCL出場権は是が非でも欲しい通行手形だ

レスターにとってCL出場権は是が非でも欲しい通行手形だ

  • J SPORTS|コラム(サッカー フットサル)
  • 更新日:2021/04/07

4月11日:ウェストハム(A)
4月22日:ウェストブロム(A)
4月26日:クリスタルパレス(H)
5月1日:サウサンプトン(A)
5月8日:ニューカッスル(H)
5月11日:マンチェスター・ユナイテッド(A)
5月15日:チェルシー(A)
5月23日:トッテナム(H)
※4月18日:サウサンプトン(FAカップ準決勝)

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FAカップ準決勝を含めた残り9試合は、実に厳しい日程になった。レスターの底力が試される。

昨シーズンはチャンピオンリーグの出場権をほぼ手中にしながら、最終盤で1勝1分3敗。レギュラーDFに負傷者が相次ぎ、トッテナムとユナイテッドに敗れ、プレミアリーグから降格したボーンマスにも1-4の大敗を喫した。

いま、レスターは4選手が戦線を離脱している。ハーヴィー・バーンズ、チャーラル・ソユンチュ、ジェイムズ・ジャスティン、ジェンギス・ウンデル。手もとの情報が正しければ、ソユンチュとウンデルは今週末のウェストハム戦から、バーンズも5月1日のサウサンプトン戦に戻ってくる予定だ。ただ、ジャスティンだけは復帰のめどがまだ立っていない。

ヨーロッパリーグはベスト32で敗れたため、長距離の遠征がないことは大きなアドバンテージだが、ブレンダン・ロジャーズ監督にすれば「少しでもベストに近いメンバーで闘いたい」が本音だ。

それにしても、キツイ相手ばかりだ。ウェストハムはCL出場権を荒らすライバルで、ウェストブロムとニューカッスルはプレミアリーグ残留という強力なモチベーションを持っている。そしてクリスタルパレスとサウサンプトンは、降格の恐怖からほぼ解放されてのびのびしている。潜在能力を一気に発揮できる好機到来、といって差し支えない。

さらに最終3戦が、ユナイテッド、チェルシー、トッテナムとは、運の悪さを嘆きたくなる。ロジャーズ体制下で3年目を迎えたレスターがリーグ屈指の完成度を誇るとはいえ、簡単に倒せる相手ではない。

したがって、ラスト3ゲームまでに勝点をロスせず、できれば5連勝、少なくとも10~12ポイントは加算したいところだ。

第一関門はウェストハム。下馬評を覆す大躍進で、終盤に入ったいまもCL出場権獲得の可能性を大きく大きく残している。4節の対戦で、レスターは0-3の敗北を喫した。3節、マンチェスター・シティに5-2のKO勝ちを収めた勢いをかき消され、6節のアストンヴィラ戦も0-1の敗戦。開幕3連勝の快進撃を止められた相手でもある。

しかし、膝を痛めているデクラン・ライスが4週間ほど欠場すると、ウェストハムから公式発表があった。イングランド代表MFの不在は痛すぎるダメージであり、レスターは付け入る隙が出てくる。ロジャーズ監督も、打倒ウェストハムのプランを入念に練り上げてくるに違いない。

昨シーズンと今シーズンのパフォーマンスを踏まえると、レスターはすでにプレミアリーグのトップランクだ。その実力をより広くアピールするためにも、CL出場権は是が非でも手に入れたい世界への “通行手形” である。昨シーズンの轍だけは踏みたくない。

文:粕谷秀樹

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