わずか17分で...“重症化予測”検査を保険適用

わずか17分で...“重症化予測”検査を保険適用

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/06/12
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新型コロナウイルスに感染した人が、その後、重症化するかどうかを予測できる検査キットが11日、保険適用されることが決まりました。

検査キットは、塩野義製薬とシスメックスが共同で開発。この検査で調べるのは、血液中に含まれる“TARC(タルク)”というタンパク質の濃度です。この数値が『95』以下だと、その後、重症化する可能性が高いと予測できるといいます。17分で結果が出るそうです。

去年秋、国立国際医療研究センターによる研究で、重症化した患者は、軽症にとどまった患者と比べて、TARCの濃度が低かったことがわかりました。この差は、感染が判明した直後から生じていたといいます。
シスメックス免疫営業推進部・村上由依さん:「発症の初期から予測できるということで、トリアージ的に重症者の囲い込みができるメリットがあると考えている」
TARCの濃度と、基礎疾患の有無や年齢との関連性はわかっていないということです。

最前線でコロナ患者の治療にあたり、“重症化予測”の研究を続けてきた大曲医師は、この検査が入院前の患者に効果を発揮すると強調します。
国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師:「自宅とかホテルで療養中の人が、急に悪くなることが現実にある。体調が、ある程度保たれているころに検査をして、悪くなる可能性が高いから、最初から入院でみておきましょうと」

また、再び感染が拡大して病床がひっ迫したときに、入院調整がスムーズになるのではとも期待します
国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師:「患者がすごくたくさん出たときに、誰が入院すべきなんだというのは、どうしても問題になる。限られた数のベッドは、中等症以上の方に使うべき。そういうときに入院患者を、どう選び出すかということはすごく大事。そのときの手助けになるのではないか」

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