日本高校選抜指揮官の下、練習から質向上の佐賀東が7-0で九州新人準決勝へ

日本高校選抜指揮官の下、練習から質向上の佐賀東が7-0で九州新人準決勝へ

  • ゲキサカ
  • 更新日:2021/02/22
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[2.21九州高校(U-17)予選リーグ 那覇高 0-7 佐賀東高]

佐賀東が逆転で準決勝進出! 第42回九州高校(U-17)サッカー大会(九州新人大会、長崎県島原市)は21日、予選リーグ最終節を行い、第1ブロックの那覇高(沖縄1)対佐賀東高(佐賀1)戦は佐賀東が7-0で大勝。ブロック1位を決めた佐賀東は22日の準決勝で東福岡高(福岡1)と戦う。

第1ブロックは第2節を終えた時点で4校が1勝1敗で並ぶ大混戦。ブロックを突破して準決勝へ進むためには、勝利した上に得失点差で他校を上回る必要性があった。特に佐賀東は試合前の段階で得失点差はマイナス2で、首位・熊本国府高(熊本2)と4差。難しい状況だったが、日本高校選抜として「NEXT GENERATION MATCH」(埼玉)に出場後、長崎へ移動してきたMF吉田陣平(2年)が那覇戦から加わり、厚みのある攻撃でゴールラッシュを演じた。

佐賀東は前半終了間際の30分、左ショートコーナーのリターンを受けた吉田が1対2の状況から縦に仕掛けてラストパス。これをFW溝口貴也(2年)が右足1タッチでゴールへ沈める。さらにアディショナルタイムには、吉田のインターセプトから最後はFW川原一太(2年)が決めて2-0と突き放す。

この時点で隣の熊本国府対創成館高(長崎2)戦は1-0で創成館がリード。得失点差で創成館を1点下回っている佐賀東は、後半も貪欲にゴールを目指し続ける。2分、吉田のインターセプト、スルーパスから川原が決めて3点差。アンカーのMF森田光哉(2年)がボールに多く絡む那覇は、繋いで前進する戦い方を貫くが、佐賀東は相手にシュートを打たせなかった。

10分にも吉田の左CKをファーサイドのCB仁田尾颯真(2年)がスライディングシュートで決め、13分に吉田がドリブルシュートで5-0。最後までゴールを目指した佐賀東は27分にMF森田悠斗(2年)のスルーパスから溝口が決め、30分にも吉田のスルーパスを受けた森田のゴールによって7-0で試合を終えた。もう1試合は2-2で終了。佐賀東が逆転で準決勝進出を決めた。

佐賀東は蒲原晶昭監督が昨年、今年と日本高校選抜の監督に。吉田は「基礎とか、パスのスピードとか、(以前と)圧倒的に違うのが守備ですね。プレスも速いし、1対1の強度とかも違う」と説明していたが、全国トップクラスの選手たちを指導する蒲原監督が佐賀東の選手たちに求めるレベルも上がったのだという。

蒲原監督も貴重な経験を佐賀東でも活かすことを掲げていたが、選手たちも意欲十分だ。今年は吉田をはじめ、森田、MF中山琉稀(2年)、左SB平川周汰(2年)、そして蒲原監督が「キックが抜群に良い。将来性がある」と期待するCB宝納拓斗(1年)と選手権経験者が多く残り、「攻撃はアイディアもあるので面白いサッカーができると思っています」(吉田)というチームだ。

今大会は準決勝へ進出し、九州トップクラスのチームとあと2試合戦うことができる。「出るだけでなく上位に行けるように、自分もチームもスキルアップしたいと思います」と吉田が語るように、全国上位へ進出できるチームになるために九州大会最終日も経験を積み重ねる。

(取材・文 吉田太郎)

Gekisaka

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