IT&デジタル技術の現状と未来は...Webマガジン「IoT News」代表が解説!

IT&デジタル技術の現状と未来は...Webマガジン「IoT News」代表が解説!

  • TOKYO FM
  • 更新日:2021/04/15
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笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの新番組「DIGITAL VORN 笹川友里のDIGITAL LIFE」。この番組では日々進化するデジタル、ITの最新技術にフォーカスを当て、変化していく私たちの生活について考えていきます。記念すべき初回となる4月3日(土)の放送は、Webマガジン「IoT News」代表の小泉耕二さんをゲストに迎え、お届けしました。

小泉耕二さん、笹川友里

◆進化が目覚ましいデジタル技術

IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、DX(デジタルトランスフォーメーション)といったワードを見聞きする機会が増えてきている昨今、「IoT News」では「先端技術をテーマに、我々の生活や仕事がどう変わるのかをお伝えしている」と小泉さん。

デジタル技術の進歩に伴い、スマートウォッチやスマートスピーカーなど、さまざまなデジタル機器が普及しています。笹川が「この5年間で、デジタル分野で急加速したものは?」と尋ねると、小泉さんは「2010年あたりから世界中で一気にスマートフォンが広がっていきましたけど、そうなると当然マーケットができて、いろいろな企業がスマートフォン向けのサービスを始めたんですよね。約5年前だと、『Hue(ヒュー)』(Philips/フィリップス)という電球がすごく話題になりました」と回答。

なぜ電球が話題になったのかと言うと、「アプリがあって、スマートフォンで操作をすると電球の色や明るさを変えられるんです。なので、“モノとつながる”という感覚を最初に教えてくれたのは、この電球なんじゃないか」と実感を語ります。そして現在、家庭内の照明器具だけでなく、調理器具や冷暖房設備などさまざまなモノがIT(情報技術)で制御できる時代となりました。

◆AIは「曖昧なことを処理するのがすごく得意」

次に小泉さんに語っていただいたのは、AIについて。「AIがよく活用されている分野は画像認識系と音声認識系。例えば、監視カメラで人を特定して犯罪者を見つけるようなモノだったり、スマートスピーカーのようにスピーカーに向かって話しかけると自然言語で理解してくれるモノだったり、みなさんのスマートフォンでも検索エンジンを使うときにマイクをオンにして話しかけると、話した内容が(画面に)出てくるという機能を使われている方がいるかと思います」と解説。

また、AIは「曖昧なことを処理するのがすごく得意。普通に考えると、デジタルって“カチカチ”と正確に高速で動くようなイメージがあると思いますけど、AIに関しては逆のイメージを持っていただいたほうがいい」と小泉さん。例えば、「いま何時かなと思って、時計の文字盤を見たときに8時だったとします。AIの場合は非常に曖昧でもわかるので、斜めから見ると8時に見えないようなときや、たとえ見づらくてもきちんと判別することができる」と説明。

そのほか、「自然言語対話の場合は、まず音声を伝えると“音”を録ります。その音からローマ字で起こして、その次に“意味理解”と言って音から文章をイメージしていき、なにを言っているのか意味を理解するんですね。その意味さえ理解してしまえば、何を相手に伝えるべきかがわかり、やるべきことをやってあげることができる」と優れている点を挙げます。

ここで笹川が「コロナ禍で、私たちの生活へのAIの浸透度が上がったイメージがある」と話すと、小泉さんも「おっしゃる通り」と同意。「これまでスマートフォンでフリック入力していたけど、“音”でできることに気づき、やってみると案外便利だとわかったり、カメラで写真を撮ったときに、写真で撮った人の名前が出てきたり、知らないあいだに私たちが持っているデジタルガジェットがすごく賢くなっているなと思われた経験があると思います。そういうときは、大体AIが使われていると思っていい」と語ります。

◆デジタル技術の進化で私たちの未来はどうなる?

インターネットの最大の魅力は「距離と時間を越えられること」と小泉さん。「世界中、どこにいる人たちとも会話ができるし、世界中のどこの文献でも読める。さらにそこに、さまざまなデバイスのなかのデジタル技術が組み合わさってモノ自体が賢くなることで、世界中のさまざまな物体すら動かすことができる。東京にいながら、(ロボットを遠隔操作して)ロンドンのキッチンを片付けることができるかもしれない」と語ります。

デジタル技術がさらなる進化を遂げつつあるなか、小泉さんは「なにかをしようと思ったときに、一番障壁になるのはデジタル技術そのものではなく、物理特性」と明言。自動車の自動運転技術は「単に走らせて右に曲がったり、左に曲がったりするのは随分前からできるんです。でも実際に問題となるのは、信号が変わって右に曲がろうと思ったときに、前から対向車が来たらどう判断をしてどのような身のこなしをするのか。そういった部分が難しい」と例を挙げます。

さらには、スマートシティについても言及。「いまある社会というものを前提にデジタル技術を考えていくと結構出尽くしている感じがしますが、これから先の社会を考えると、全然違う未来がまだまだ描けると思う」と期待を込めます。そして、「政府も2050年あたりに向かってさまざまな取り組みを考えていて、その詳細を見てみると“そんなことが2050年に実現すると考えているのか!”とビックリするようなこともある」とも。

インターネットが普及し、「まさに今、多くの人が馴染んでいるところだと思いますが、もう1回グッと技術が上がって、できることが増える可能性がある」と予見していました。

次回4月10日(土)の放送も、引き続き小泉さんをゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!

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聴取期限 2021年4月11日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN 笹川友里のDIGITAL LIFE
放送日時:毎週土曜 20:00~20:30
パーソナリティ:笹川友里
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/digitallife/

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