国道工事で官製談合容疑、広島県職員を逮捕 入札情報事前漏えい

国道工事で官製談合容疑、広島県職員を逮捕 入札情報事前漏えい

  • 毎日新聞
  • 更新日:2023/01/25
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広島県庁=東久保逸夫撮影

広島県が発注した道路維持修繕業務の指名競争入札に関する情報を業者に漏らしたとして、県警捜査2課は25日、県建設産業課主査、曽根田英一容疑者(49)=広島市安佐南区大町東3=を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕した。同県尾道市の土木会社「今井土木」代表取締役、今井一登(50)=同県福山市赤坂町赤坂=と、妻で同社役員の今井浩美(58)=同=の両容疑者も公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕した。

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逮捕容疑は、3人は共謀。2022年5月に指名競争入札が行われた県発注の国道184号などの道路維持修繕業務を巡り、業務の予定価格と同額の設計金額が2725万円(税抜き)だとするメッセージを曽根田容疑者が入札前に携帯電話のショートメッセージサービスで浩美容疑者に送信。同社に、設計金額を基に算出した調査基準価格と同額の2450万円(同)で入札、落札させて入札の公正を害した、としている。捜査2課は認否を明らかにしていない。

捜査2課によると、曽根田容疑者は尾道市を管轄する県東部建設事務所三原支所に赴任した12年以降、今井容疑者らと面識を持ったとみられるといい、県警は見返りがあったかどうかも含めて調べる方針。

県人事課の木村修課長は「容疑が事実なら、県行政及び県職員に対する信頼を著しく損なうもので誠に遺憾というほかない。今後事実関係を確認した上で厳正に対処する」とコメントした。【根本佳奈、安徳祐、手呂内朱梨】

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