五島市で岩穴に潜むタコに塩を吹きかけて捕まえる、「ヒャーダコ捕り」がシーズンを迎えています。
【写真を見る】塩茹でも煮付けも美味!伝統のタコ漁「ヒャーダコ捕り」
「フッ!よーし!」
「お!ほらほら!」「きたー!」
岩の隙間に塩を吹きかけると、体長15センチほどのタコが現れました。
「ヒャーダコ捕り」は、かつてはかまどの灰を使っていた五島伝統のタコ漁で、秋の大潮の時期にしかできないユニークな漁です。
この日は五島市大浜地区の海岸で、地元の親子連れが「ヒャーダコ捕り」を楽しみ1時間で20匹ほどのタコを捕まえました。
子ども
「ぬるぬるして気持ち悪かった。楽しかった」
(Q、タコどうします?)
「タコは煮付けにして食べたいと思います」
捕まえたタコは、塩茹でが1番美味しいということですが、砂糖醤油で煮付けにし、酒のつまみとしても楽しむそうです。