
NHK「どうする家康」第35話から
NHK大河ドラマ「どうする家康」は17日に第35回「欲望の怪物」が放送された。
ついに徳川家康(松本潤)が上洛し、豊臣秀吉(ムロツヨシ)に服従の意を示した。豊臣はゆるぎないものとなる一方で、それを支えるのが弟秀長(佐藤隆太)、正室寧々(=北政所、和久井映見)であることが描かれた。
家康の言った「戦なき世」を秀吉は嘲笑い、「切り取る国はまだまだあるがや」と朝鮮出兵を口に。秀長はこれまで豊臣のためにしたたかな汚れ仕事も担ってきたが、兄の言ったことには驚き「まあまあ兄様、いまは天下一統でござる。先々のことは追々」とたしなめると、秀吉が恐ろしい顔で弟を睨んだ。
物語は現在1586年を過ぎたあたり。朝鮮出兵は1592年に始まったが、高慢になった秀吉を唯一諭すことができたと伝わる賢弟は…。
ネット上でも「秀長にフラグ」「『秀長殿と北政所様、よきお身内をおもちだ』…フラグかな」と反応。「彼がもう少し長く生きていたら…」「豊臣の良心」「秀長のまともっぷりが際立つ」「北政所と秀長が両輪になっているうちは秀吉も安泰だったのだが」「秀長が家康より長生きしていれば、関ヶ原も無かったし、徳川二百六十年も無かったろう」「長生きしてたら豊臣が存続するように上手く立ち回ったんやろな」と反応する投稿が相次いでいる。