
ウィル・オスプレイ(左)に強烈な蹴りを入れるタイチ
新日本プロレス25日の後楽園ホール大会で、タイチ(42)が「ユナイテッド・エンパイア」のリーダーを務めるウィル・オスプレイ(29)に宣戦布告した。
タイチは2月4日札幌大会でオスプレイとのシングルマッチを控える。昨年限りで鈴木軍が解散し、今年から金丸義信、DOUKI、TAKAみちのくと新軍団「Just 4 Guys」を始動させたばかりなだけに、大将首取りへの意気込みは並ではない。この日はDOUKIと組みオスプレイ、フランシスコ・アキラ組と対戦した。
DOUKIとオスプレイの戦況となるや、タイチはアックスボンバー、バズソーキックでパートナーを援護。しかしオスプレイのサイレント・ウィスパー(変型トラースキック)を浴びてしまうと、最後はDOUKIがヒドゥンブレード(変型バックエルボー)に沈められてしまった。
それでも収まらないタイチは、決着後のリング上でオスプレイと激しいエルボー合戦を展開。イスを手にして怒りをあらわにする場面も見られた。
札幌決戦へ向けヒートアップするタイチは「久々に人を本気でぶん殴りてえ、そんな気持ちになってた。忘れて捨てたもんがいまよみがえったかもしんねえ。最高だよオスプレイ、お前を選んで間違いなかった。お前の首は貴重なものだ。そんなことは分かってる。だからこそ差し出してもらうぞ」とキッパリ。「必ず俺らが新日本プロレスを動かすからな。待っとけよ。半年、1年やそこらですぐによ。札幌、楽しみだな。いま、熱くなってるよ、俺。火照ってるよ、体の底から」と闘志を燃やしていた。
東スポWEB