木村拓哉、武田真治と若き日にタイムスリップ 音楽トークを通じて当時を振り返る

木村拓哉、武田真治と若き日にタイムスリップ 音楽トークを通じて当時を振り返る

  • Real Sound
  • 更新日:2021/11/25
No image

木村拓哉

木村拓哉がパーソナリティを務め、ゲストがどのように人生をFlowしてきたのかをトークするラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)。11月のマンスリーゲストに登場したのは、ドラマ『若者のすべて』(フジテレビ系)で共演を果たして以来の付き合いとなる武田真治だ。

(関連:【写真】木村拓哉、撮影の合間を縫って紅葉とともにリラックス

木村と武田は1972年生まれの同い年。『若者のすべて』がオンエアされた1994年当時、彼らが22歳という若さだったことに改めて驚かされる。お互いを“拓哉”、“真治”と呼び合い、「若かったね」「すっげー覚えてるもん、いろんなこと」と始まった2人の話は、たくさんの名曲が駆け巡るドラマ顔負けのみずみずしい思い出トークとなった。

「俺、真治の家に行ったのも覚えてるんだよね。雨の日」と木村が切り出した武田宅でのエピソードのBGMには、プリンスの「Sexy M.F.」が脳内再生される。武田が「これすげぇぞ」とおすすめした曲なのだが、木村は初めて聴いたにも関わらずサビごとに異なるのリップ音をタイミングを外すことなく口ずさみ始めたという。カッコよく体を揺らしながら音楽に乗る木村の姿を見た武田は「なんでプリンスが仕掛けたトリックをキャッチできるんだ」「こいつやべぇ!」「この人には全部のカッコいいを持っていかれる」と驚愕したのだそう。そんなふうに絶賛されたときにも「あー、ジャニーズだからな(笑)」と変に遠慮せずに受け答える木村の対応も、武田との気心知れた間柄をにじませる。

続いて「真治、スティーヴィー・ワンダーにもハマってたよね」と、彼の思い浮かべるシーンに流れてくるのは「I Just Called To Say I Love You」。当時、武田が「曲の終わり方半端なくね? タタタで終わりなんだぜ」と熱を帯びた説明をしてくれたのだと振り返る木村に、「よく覚えてるね」と嬉しそうな声を上げる。その流れで木村も『若者のすべて』の挿入歌に「Stay Gold」をお願いしたところ、見事に叶ったのだという裏話も飛び出す。

また『若者のすべて』と言えば、Mr.Children「Tomorrow never knows」が主題歌として大ヒット。2人の間では、そのデモテープを一緒に聴いたこともいい思い出となっているようだ。ただ、まだ歌詞の入っていないカセットテープに武田は「なんのこっちゃ?」と思ったとも。「これ(「Tomorrow never knows」のデモ音源)があんな名曲になるなんて。俺ってほんと聴く耳ないんだなって思ったね」と悔しそうだ。一方、木村も歌詞が入っていなかったため「(曲の)メッセージはわからなかった」としつつも、「イントロが素敵だなと思った」「勝手なんだけど夕日のイメージが出てきた」と話しており、すでにドラマのオープニングとリンクした画が思い浮かんでいたのはさすがの一言だ。

さらに、11月21日放送回では武田のキャリアに欠かすことのできないサックスをキーワードに、影響を受けたチェッカーズや、顎関節症と向き合うきっかけとなった忌野清志郎の名前も聞くことができた。武田がサックスを始めたのは、チェッカーズを見て憧れたから。北海道出身の武田はバンドブームに乗って「日本中の男の子がサックス練習してるんだろうなって思ってた」と当時の思いを明かす。そんななか、ジャニーズとして“奏でる”よりも“踊る”方へ向かったいった木村を不思議に思っていた武田がその思いを問うと、「マイケル・ジャクソンの存在がデカかったよね」と振り返る。

武田は、2009年の『第60回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)にてマイケル・ジャクソンの追悼コーナーとして、SMAPがマイケルの代表曲を披露したときの映像を「俺は嬉しかったなぁ」と、今もハードディスクに保存していると話す。なかでもトップバッターで木村が踊った「Billie Jean」は、ファンの中でライブごとに振り付けの変わる難曲だとして有名、と武田。そんな究極の1曲に挑んでいたとき、木村はバラエティ番組『SMAP☆がんばりますっ!!』(テレビ朝日系)にて、2010年公開の主演映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』にかけて年末年始をトマトだけで乗り切る生活を強いられていたことから「フラフラだった」という。

クールに何事も卒なくこなしていくように見えて、実はつらい仕事もこなしている木村。そんな彼が「(体力的に)ヤバかった」というのが、2004年オンエアのドラマ『プライド』(フジテレビ系)だそう。すると、武田がこのドラマをきっかけに、主題歌「I Was Born To Love You」を歌うQueenの魅力が再認識されたと熱く語り出す。ドラマのヒットをきっかけに「Queenのベストアルバムが100万枚いったんだよね」とし、「あのドラマがなければ、映画『ボヘミアン・ラプソディ』もなかったんじゃないかって思う」という。ヒートアップする武田に「そ~ぉ~?」と冷静にツッコむ木村だったが、武田は「数字にして明示したのはあのドラマが大きかったと思うよ」と一歩も引かない。

それだけの影響力があったとは自ら言わないものの、木村自身も「(「I Was Born To Love You」の)あの鍵盤がバーンって鳴る前が、氷の音に近いなって勝手に思ってて。いつもあれをガンガンで聴きながら現場に行って撮影したりはしてたけど」とパワーをもらえた曲だと懐かしむ。だが、次の瞬間「……いやいや、俺の話じゃなくて(笑)!」と自分にツッコミ。ゲストのFlowなトークを引き出したい木村と、旧友と音楽を語り合うノリで「いや、聞かせろよ~!」と絡む武田の押し問答が実に微笑ましかった。

音楽にはそれを聴いたシーンに連れ戻してくれる魔法の力がある。彼らが駆け抜けた20数年の日々は、きっと多くの人たちにとってもキラキラとした思い出とリンクしているのではないだろうか。音楽一つでいつの時代にも旅立つことができるミュージックトリップ。ぜひ木村と武田が語り合った数々の名曲と共に、久しぶりに懐かしい景色を眺めてみてはいかがだろうか。(佐藤結衣)

佐藤結衣

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加