9月9日から神戸市中央区の兵庫県立美術館で開催されている、3人組テクノポップユニットPerfumeの衣装を集めた特別展「Perfume COSTUME MUSEUM」。国内だけでなく世界も舞台に第一線で活躍を続けるPerfumeの歴史が詰まった衣装展の模様を、神戸のインスタグラマー「ウラリエ」がレポートします!
【写真】神戸の人気インスタグラマーが観た、Perfume初の大規模衣装展
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今回開催される「Perfume COSTUME MUSEUM」は、Perfumeにとって初めての大規模な展覧会。2005年のメジャーデビュー楽曲から近年のミュージックビデオの衣装やライブ衣装まで、約170着の衣装が集まっています。会場では、Perfumeの衣装史が時系列に分けて紹介されるほか、ステージ衣装の特集コーナーや、メンバーそれぞれのお気に入りをセレクトしたコーナーも用意されるなど、見どころがたっぷりの内容です。

内覧会にはPerfumeのメンバーも登場
あ〜ちゃん、かしゆか、のっち、それぞれの個性に合わせて少しずつ異なる衣装の違いを見比べたり、同時に展示されているミュージックビデオやライブ映像を楽しんだり、衣装のもとになるスケッチや型紙、髪留めなどの小物の展示も見ることができて、会場はライブさながらの盛り上がり! ステージやミュージックビデオの演出の鍵でもあるPerfumeの衣装を通して、グループの歴史と、その活動を支えるチームによるプロのお仕事ぶりが伝わってきました。

「Perfume COSTUME MUSEUM」第4章「ステージに立つの」より、「結成10周年、メジャーデビュー5周年記念! Perfume LIVE @東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』」(2010)

「Perfume COSTUME MUSEUM」メンバーセレクト「わたしたちのお気に入り」より、「Amuse Fes in MAKUHARI 2018-雨男晴女-」(2018)
そのなかで、私・ウラリエが特に注目したのは、2012年に発売された15枚目のシングル曲「Spring of Life」の衣装。この楽曲のミュージックビデオでは、電源コードにつながれたメンバーたちが、音楽に合わせてピカピカ光りながら踊る様子が印象的です。会場にはこの光る衣装も登場し、あのビデオで「どうなってるの!?」と疑問に感じていた衣装の仕組みをじっくり眺めることができました。そして、ファッションとテクノロジーが融合したPerfumeの魅力を間近で感じました。
実は、私はPerfumeのメンバーと同い年。私にとっても思い出深いヒット曲の数々を聴きながら、これまでの衣装を見て3人の歴史を実感すると、リスペクトの気持ちがさらに込み上げてきました。Perfumeのファンだけでなく、ファッションが好きな方、ステージやアート、テクノロジーに興味がある方も楽しめる貴重なイベントです!(取材:ウラリエ)

インスタグラマー・ウラリエ
ラジオ関西