ひょうで被災「市川の梨」イオン市川妙典店で販売 来週以降、千葉県内イオン系列店でも 「甘さ、みずみずしさ変わらない」

ひょうで被災「市川の梨」イオン市川妙典店で販売 来週以降、千葉県内イオン系列店でも 「甘さ、みずみずしさ変わらない」

  • 千葉日報オンライン
  • 更新日:2022/08/06
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6月初めに降った雹(ひょう)で実に傷がついた千葉県を代表する高級果実「市川の梨」が5日、イオン市川妙典店(同市妙典5)の特設コーナーで売り出された。甚大な被害で苦境に立つ生産者支援のためもあってイオンが販売に乗り出した。「甘さとみずみずしさは変わらない」と来週以降、県内の系列店でも売り出す予定だ。

6月3日夕のひょうによって同市内の多くの梨農家の梨が傷つき、「全く販売できないのではないか」と危機感を強めたJAいちかわは、東京などの市場と調整して新たに「雹」の等級を設け、市場への販路を確保。イオン市川妙典店は以前から梨を含む地場産品の取引をしており、JAいちかわからの支援要請に同店が応えた形だ。

同店1階農産売塲にできた「ひょう被害の梨」の特設コーナーでは「スレ、キズはありますが、味は通常の梨と変わりません」とのポップが立ち、出荷用に製作した「雹」のシールが貼られた5~7個入りの袋詰めの幸水(2キロ分)が積み上げられた。値段は1袋1280円(本体価格)で、通常の価格より2割ほど安いという。

目をとめた客が立ち寄り「これ、甘いの?」「じゃあ買っていこう」と次々と手に取った。今年初めて梨を買うという近くに住む主婦は「市川といえば梨だよね。毎年食べるし、夫の実家の山形にも送ってる。味が楽しみ」。

イオンリテール・南関東カンパニーの果実バイヤー、新行内潤一さんは「生産者支援のためにも販売を県内各店に拡大していきたい」と意欲を見せ、JAいちかわの武藤健司・市川経済センター長は「JAも生産者もイオンには感謝している。今後出荷が始まる他の品種も含め最後まで一緒に販売していきたい」と述べた。

19~21日には、JAいちかわが独自に西船橋駅構内で、傷ついた梨の袋詰めを店頭販売する。

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