「鼓童ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ」国内ツアー、佐渡でスタート

「鼓童ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ」国内ツアー、佐渡でスタート

  • ステージナタリー
  • 更新日:2022/11/25

「鼓童ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ」の国内ツアーが、昨日11月23日の新潟・アミューズメント佐渡 大ホール公演を皮切りにスタートした。

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「鼓童ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ」より。(撮影:岡本隆史)

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これは、新潟県佐渡市を拠点に活動する太鼓芸能集団鼓童による新作舞台。鼓童代表の船橋裕一郎が演出、住吉佑太が音楽監督を手がけた本公演は、全編新曲で構成され、夜明けから深夜までの変わり続ける自然界のリズムが、太鼓音楽で表現される。また本ツアーから衣裳がリニューアルされ、堂本教子が衣裳制作を担当した。本作はこのあと、12月18日まで宮城・広島・京都・愛知・香川・東京・埼玉・千葉を巡演する。

船橋、住吉、堂本のコメントは以下の通り。

船橋裕一郎コメント

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今回は重層的で複雑な、音の情報量がかなり多い舞台になると予想していました。見る人の受け取る量を100だとすると、音の情報がすごい分、それ以外のものはシンプルにすることで作品がよりよく伝わるんじゃないかなと、演出はまっさらな状態から削ぐイメージではじめました。舞台では、陰影や光と影、表と裏、そういう表現を取り入れながら、住吉の音楽や世界観、衣装や照明の自発性を活かすための調整をしています。結果、自分の予想を超える仕上がりとなりました。それぞれの楽曲は全然違うのに、ひとつになっているところが今の鼓童っぽくて面白い。太鼓の個性を広げる一途となる、楽しめる舞台ができたので、お客さまに見ていただくのがとても楽しみです。

住吉佑太コメント

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太鼓の持つ音楽性や可能性を全世界の人に伝えたい。その思いから、太鼓を本格的に昇華させた一つの舞台作品を作りました。今回は、あえて日本のシンボリックな意味合いを排除し、郷土性や土着性も手放して表現しています。郷土芸能からは人の営みが見えてくると思うのですが、そこを通り越すとどうなるのか。幾何学的、数学的、空間的な太鼓からは、自然や、宇宙そのものの響きを感じるのではないかと考えました。そして、そこに人の魂がのっていくと、印象や音の伝わり方がまた全然違うものになる。今回は普段と違う入り口から入り、いつも通らない道を通って、でも最後はやっぱり本能に訴えかける。この「ミチカケ」にふんだんに盛り込まれている、太鼓というジャンルにとらわれない誰もやってない音楽と、鼓童の魂。その両方を楽しんでもらえるといいなと思っています。

堂本教子コメント

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「ミチカケ」のコンセプトを伝えていただき、ぱっと頭に浮かんだのが「ほつと月がある東京に来てゐる」という、種田山頭火の句です。そこからずっと、雲の間(はざま)から見える月の満ち欠け、抽象的な物を想像しながらデザインを進めていきました。佐渡の海や空、宇宙を連想する深い紺色を表地に、裏地の銀は夜空に光る銀色帯びた月と佐渡の風で舞うイメージを込めてます。ダイナミックな動きができる機能性を持った衣裳にするために、デザインとの塩梅を考えながら創ってきました。和の要素を参考にした「片肌脱ぎ」や、「諸肌脱ぎ」が可能で、フードをかぶると表情を消し影の役割も担える、月の満ち欠けの様に多様な見せ方のできる衣裳となっています。

「鼓童ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ」

2022年11月23日(水・祝)~12月18日(日)
新潟県 アミューズメント佐渡 大ホール ほか

演出:船橋裕一郎
音楽監督:住吉佑太
出演(予定):中込健太、住吉佑太、池永レオ遼太郎、北林玲央、米山水木、小平一誠、前田順康、三枝晴太、渡辺ちひろ、小野田太陽、中谷憧、野仲純平、小川蓮菜

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