
"北九州市役所"
北九州市教育委員会と福岡県警八幡西署は13日、市立小中学校で提供された給食から、釘のような金属片が2回にわたって1本ずつ見つかったと発表した。児童や生徒にけがはなかった。
1万2千人、学校給食届かず 業者「配送車なくて…」 なぜ起きた?
市教委によると、金属片はいずれも銀色で長さ約2センチ、太さ約1ミリ。11日午後0時20分ごろ、同市小倉南区の中学校で生徒が給食を口に入れた際、違和感に気づいて発見。13日昼には同市八幡西区の小学校で、配られた給食に入っているのに児童が気づいた。
食材は両日とも同じ製造業者、配送業者が市立の小中学校向けに提供したという。これらの業者は、12日の給食は扱っていなかった。市教委は13日に八幡西署に相談。当面、両業者からの提供を停止し、混入の経緯を調べる。