広中璃梨佳が初V「胸をかりるつもりで」東京五輪女子1万m代表に内定

広中璃梨佳が初V「胸をかりるつもりで」東京五輪女子1万m代表に内定

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/05/04
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女子1万メートルで優勝し、指を突き上げゴールする広中(撮影・江口和貴)

<陸上:東京五輪代表選考兼日本選手権>◇3日◇静岡・エコパスタジアム◇女子1万メートル

20歳のホープ広中璃梨佳(りりか、日本郵政グループ)が31分11秒75で初優勝し、1万メートルで東京オリンピック(五輪)の代表に内定した。

広中は「まずは切符を取れてうれしい。1万メートルは2戦目で先輩たちの胸をかりるつもりで走りました。12月の日本選手権は悔しい思いをしたので、悔しい思いはしない、自分でレースを作るつもりで走りました」と喜んだ。

1万メートルの挑戦は、まだ2度目。経験は少ないが、見事に参加標準記録の31分25秒00もクリアした。先月10日の初となる1万メートルでは31分30秒03と、約5秒届いていなかった。

長い手足を持ち、力強い腕振りが推進力を生む超逸材だ。長崎・桜が原中3年以降、出場したすべての駅伝で区間賞。昨年11月22日の全日本実業団女子駅伝の1区でもスタートからハイペースでぶっ飛ばし、後続に30秒以上の差をつける異次元の走りを見せていた。

昨年の日本選手権女子5000メートルでは1学年上の田中希実(21=豊田自動織機TC)と一騎打ちのレースで惜敗し、代表内定を逃した。中盤から前で引っ張ったが、背中にぴたりとつかれ、ラストスパートで引き離された。レース後は大粒の涙が止まらなかった。「また一段と強くなった広中璃梨佳を見せたい」と誓っていた。その言葉通り、まだ本格的に取り組んでいない種目で代表内定を得た。

2000年11月24日、長崎市生まれ。社会人3年目は、強い相手に勝つことを目標に、成長を続けてきた。5000メートルでは昨年9月に日本歴代3位の14分59秒37を出し、「15分の壁」を破っている。もっともっと進化を加速させていく。

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